78 / 1000
3馬鹿の閑話【ツワブキさんについて】①
いつものファストフード店で、幼馴染の3バカ、智裕、大竹、宮西は駄弁っていた。
半額セール中のポテトとSサイズのドリンクだけ頼んで、ダラダラと食べながらひたすらダラダラとしていた。
「なぁ……松田。」
「あー?」
「茉莉 ちゃんってさ、ツワブキちゃんの本当の子供なんだよな。」
「そうだけどー…。」
「お前、ついこの前まで童貞だったじゃん?」
「うっせーよ。」
「椋丞 、それが茉莉ちゃんとどう関係すんの?」
「実はツワブキちゃんの方がセックスのテク持ってんじゃね?」
「………………。」
「………………。」
「子作りしてたってことは、ドラマじゃねーんだからたまたま1回のセックスで爆誕とかありえねーじゃん?事実婚なら同棲してたろーし、相手は1人だとしても、」
「ストップストップストップ!やめろ!生々しい!」
「えー…ツワブキちゃんが女とセックスしてるとこ想像出来ねーんだけど。」
「松田、次ヤる時は抱かれてみたら?ヤバいかもしれねーよ、テクが。」
「………………。」
智裕は自分が受け役になり拓海 に抱かれる図を妄想した。
「ごめん、無理だった。」
「何かいきなり謝ってるし。」
「だって拓海さんは究極に可愛いから、なんか……男の拓海さんを想像出来ない。いや、でも一応感じてる時はみんな男なんだよな、うーん…。」
「何、ツワブキちゃんがシコってる時の声って俺らとそんな違うの?」
「テメーらと同じ世界で大天使を語るな。」
「俺明日保健室行って確かめるわ。」
「それはダメだ絶対ぇダメだ宮西 だけは断じてダメだ。」
「えーケチ。」
ともだちにシェアしよう!