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ツワブキ親子の楽しい休日②

「ぱーぱ!」 「なぁに、まーちゃん。」 「あーい!」  ニコニコしながら茉莉は拓海に抱きつくので、拓海はそのまま抱えてダイニングに移動した。  そして茉莉専用のお食事椅子に掛けさせ、食事用エプロンを着けさせて、お待ちかねの朝ごはんプレートを茉莉の前に置く。 「はい、まーちゃん、いただきまーす。」 「いたあーあー!」  最近、茉莉は自分で食事をしたがり、拓海が手を出すと抵抗して怒るので、茉莉が食べやすいように拓海も工夫している。  ハラハラしながら拓海は茉莉の食事風景を見守る。でも3分の1はボロボロとこぼれてしまっているが茉莉は大満足だった。  水分補給でマグストローを持つと、乾杯を要求するので拓海は自分のコップで毎度毎度付き合う。 「ぅおいちー!」 「美味しいねー、まーちゃん。」  面倒な時もあるが、その何倍も喜びの方が大きかった。  食器を洗って、洗濯物を干して、掃除を始めると茉莉は拓海のそばにやってくる。 「あーと!あーあ!」  拓海の掃除風景を覚えた茉莉はお手伝いをしたいらしい、ということが拓海もわかってきた。なので茉莉には仕上げ用のフローリングモップを収縮して渡す。  局地的に点々と茉莉はモップをかけてくれる。掃除機をかけ終えると、茉莉も同時に仕事を終える。 「まーちゃん、ありがとう。パパ助かっちゃった。」 「あいあー!」

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