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ツワブキ親子の楽しい休日⑤

「ツワブキちゃん、茉莉ちゃんは俺が見とくから、ゆっくりご飯食べなよ。」 「え…わ、悪いよそんな…。」 「いいんですよ先生、あいつ昔から母親の代わりに弟たちの世話してるし慣れてるから。」 「そ、そうなんだ……じゃあお言葉に甘えようかな?宮西くんありがとう。」 「どうも。」  宮西はキッズメニューを茉莉に持たせてどれに興味があるか見極める。  そしてすぐに呼び出しボタンを押す。 「あ、先生決まってた?」 「あ…えっと俺はいつも決まってるから。」  店員さんが来たので親子は注文する。そして宮西の指示が的確だった。 「ヨーコさん、子供用のコップに野菜ジュース入れて子供用ストローな。」 「はいはーい。」 「椋丞、詳しすぎだろ。」 「慣れてんだよ。やっとチビらがお子様ランチ卒業したんだから。」  里崎と宮西はもはや父と母のような動きだった。 「宮西くんと里崎さんはお付き合いしてるんだね。」 「もう小6からだし、私なんて飯炊き女房くらいのポジションですよ。」 「あ、あと性欲処理な。」 「椋丞、あとで覚えてなさいよ。」  こんなに賑やかな食卓は里帰り以来で、茉莉も手を叩いて楽しんでいた。

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