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エガワくんへの指令①(※)

 社会科準備室は、昼間なのに薄暗くなっていた。 「ふ……んん……せんせ……あ、ぁ…。」 「声、外に漏れるぞ?鍵かけてんのに意味なくなる。」 「や、だ……んん……っ!」  少し大きめの教員用の椅子に腰を掛けている裕紀(ヒロキ)に向かい合って(またが)一起(カズキ)は繋がっていた。  裕紀が下から突き上げる刺激に一起は翻弄され、声を出さないようにと、裕紀にしがみつく。 「イ……く……せんせ……あぁ…。」 「じゃあイケよ。」 「はぁ、あ、あ、だめ…ヤバい……んんんっ!」 「……くっ…っ!」  一起は達してナカを収縮させ、その締め付けで裕紀も達した。  汚れないように2人ともコンドームでソレを覆っていたが、一起はゴム越しからも裕紀の欲望の熱さを感じて余韻に浸る。 「はぁ……あ、あ……用事って……セックスなんですか?」 「ちげぇよ、真面目な話だったんだけど…一起が煽ってきたんだろ?」 「煽ってないですよ……普通に話しただけ……や……もぉ…抜く…っ!」 「一起ぃ、拗ねんなよ。」  腰を浮かしてナカから裕紀の自身を抜こうとした一起を制して、裕紀は一起にディープキスを強制する。クチュ、クチュ、と水音が響く。
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