398 / 1000

マツダくんへのご褒美(15)(※)

「すっげー……拓海、ほんとエッチ。潮吹きしちゃったね。」 「あ……あぁ……ぼく、おもらし、しちゃったの……ひっく、うぅ……。」 「拓海…。」  智裕は上半身を起こすと、泣きじゃくる拓海の髪を撫でて、(まぶた)にキスをした。 「泣かないで。めっちゃ可愛いし、最高。」 「ぼく、ちゃんと…できた?」 「うん…よく出来ました。俺も今日まで我慢して頑張って良かったぁ……。」 「えへへ……だーいすき。」  優しく拓海を抱きしめながら智裕は思った。 (あれ?拓海、一人称が「僕」になってるけど……普段「俺」じゃなかったっけ?) 「どんだけ可愛いの…ほんとうに。」

ともだちにシェアしよう!