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ツワブキさんの本性④(※)

 智裕は拓海の胸、脇腹、ヘソ周り、太腿に多くの赤い花を咲かせて、拓海が涙目でイヤイヤと懇願するのを聞かず、ローションでたっぷりと濡らした指で拓海の秘部を弄ぶ。  昨日は着衣だった為にしっかりと直に味わえなかった色の薄い乳首も堪能しながら拓海の敏感になる箇所を指先で擦る。 「やぁ、あ…だめぇ……おかしく、なるぅ…。」 「明るいからよく見えるなぁ、拓海のエッチな顔。」 「やぁん…やだぁ……あ、あぁ…はぁ、だめ…おしり、だめぇ…。」  喘ぎが大袈裟になると、智裕は指を増やして指の出し入れを速くする。  拓海は自分の指をくわえながら懸命に呼吸する。 「でちゃ……やだ、やぁ……。」  拓海は達しそうになったが、智裕はここで指を抜いた。  途端に虚しくなった秘部の(ヒダ)がヒクヒクとうごめく。  臨戦態勢の自身に智裕はコンドームを着けて、誘ってくる秘部に先端をクリクリと充てがった。  それだけで拓海は「はぁあ…。」と恍惚な表情を見せた。 「可愛い拓海を、いただきまーす…っ!」 「やあぁぁ…んっ!あ、あ、あぁ…挿入(はい)っちゃったぁ……。」 「あー……すっごい……昨日あんなしたのに…もうキツキツ…。」  グググ、と、もどかしい鈍速で奥に向かって進んでいく。 「んん…はぁ、あ、おなか、すごい…あっついの……。」 「拓海のナカが、すっごい熱いよ……あー、ゆっくり食べたいのに。」  パチュ、と最奥を突かれると拓海の身体は電流が走るような感覚に襲われた。  それが怖くなった拓海は、両手を上に広げてた。

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