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激闘の日【2回表】③

 いいぞいいぞ! ほーりっ!   いいぞいいぞ! ほーりっ!  四高を応援する区役所ロビーもハイタッチしたり万歳したりガッツポーズしたりした。 『赤松に続いて4番堀も出塁しました第四高校。』 『今のは上手かったですね。きちんと配球を読みバットに当ててます。ただ松田投手のシュートは高速でかつ重いので長打とはなりませんでしたが、いや、素晴らしいバッティングです。』 『続いても第四高校はクリーンアップ、2年の清田です。彼も神奈川県大会での打率は3割後半です。』 『やはりキャッチャーですから、配球やリードを読んでいるのでしょう。選球眼も1番の赤松選手と同様に優れていますので出塁率も非常に高いです。』  画面にはいつもよりも険しい顔をしている清田が映った。 「清田ってあんな怖い顔してたっけ?」 「トモに勉強教えてた時はあんな顔してたぞ。」  すると2年5組のスマホが振動した。高梨も気付いて確認すると、片手で口を押さえる。  発信者は現地にいる増田だった。  _星野先生と江川くんが外野スタンドにいたよ( ^∀^)

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