拓海の耳裏にキスをして、軟骨部分を食んで、ピチャピチャと音を立てて舐めると、拓海の肌が少し隆起した。ゾクゾクとした感覚。 「何か、今日、の…智裕くん……いじわる…早い…。」 「そうかな？……それはね、拓海さんが可愛すぎるから、かな？」 　ピン、と乳首と下着越しのソレを同時に指先で弾かれる。 「ひゃんっ！」 「だって可愛いじゃん、八良先輩たちに嫉妬しちゃって…超嬉しい。」 「あ、ひゃあ…や、だ……んん。」 「なぁに？」 　拓海はすでに目を潤ませていて、恨めしそうに智裕の方を振り向く。 「まだ……拓海じゃ…ないの？」 　ドクン　ドクン 　拓海の下着を一気に脱がせて、拓海の腰に己の硬度を当てるようにもっと引き寄せた。 「拓海、脚…開いて……。」 「や…やだぁ……。」 「たーくみ……。」 　智裕は拓海の左膝の裏を掴むと、グイッと上げて強制的に開脚をさせた。 　隠そうとしてた場所から拓海の可愛らしく勃ち上がったそれが顔を出した。 「やだ…やだぁ……。」 「拓海、指…咥えて……。」 「うぅ……ふぅ……。」 　拓海は横からスルリと挿れられた智裕の長い指に口内を蹂躙される。しかし拓海はそれを舌で受け入れて、クチャクチャと音を立てて舐める。 「あー…すっごいヤラシイ……。」 「ふぁ…ふぅ…んん……ん…。」 （智裕くん…なんかいつもと雰囲気違う……意地悪な声……でも、なんかいつもより……ゾクゾクして、ムズムズする……。） 　チュパ、指が引き抜かれてテラテラと唾液に塗れて光る。 　名残惜しく赤い舌を出してしまう拓海の目はトロトロになっている。