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白昼のサプライズ③
拓海は智裕に擦り寄って、智裕は右腕で腕枕をして左手でふにふにと拓海の顔を触る。だけど暑さには敵わない。
「あっつ!温度下げる!もう16度に設定してやろうかこのポンコツエアコン!」
智裕は足元に投げていたエアコンのリモコンを手に取ると、すぐそばにあったスマホのランプが点灯していたのに気がついた。
「あれ?八良先輩からだ…珍し…。」
スマホを手にし拓海の横に寝っ転がってから、メッセージを開封する。
_さっきこっちの昼のニュース。監督とコーチ出とったで。
そのメッセージと添えられていたアドレスを開くと、動画サイトに繋がった。
「監督?廣澤 監督かな?」
「ひろさわかんとく?」
「馬橋学院の監督さん。なんかねー、美味しいチャーハン作れそうな人。」
「え?」
読み込んだ画面にはワイドショーが流れた。
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