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白昼のサプライズ②
「うえ……う…と、智裕くん…。」
「拓海さん、ちょっと起きれる?」
「んん…無理、かも……。」
「えっとじゃあこっちに背中向けて、寝たままでいいから。」
拓海は右肩が上になるように横に転がった。
「しょ、消毒液……あ、あったマ●ロン……ちょっと染みるよ。」
ティッシュに消毒液を染み込ませて傷口に当てた。拓海は肩を震わせる。智裕は更に顔が青くなって半泣きになる。
大きめの絆創膏を見つけて患部にぺたりと貼ると、その上に優しくキスをする。
「ほんと…なんか制御出来なくてごめんなさい。痛かったよね…ごめんね。」
弱々しい、情けないへたれた声。智裕の通常運転だった。
「つーか暑っ!俺も脱ご。」
智裕は乱れた制服を脱ぎ捨てて、パンツ1枚だけを穿いた姿でベッドに寝転がり、拓海を抱きしめた。
「へへ…いつもの智裕くんだ。」
「ううう……ごめんね…もうしない……。」
(智裕くん…すっごい反省してるなぁ……でもちょっと……最後凄かったなぁ…。)
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