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オオタケくん再争奪戦①
「ゆーくん!」
昼休み、2年5組は騒然とした。
自分たちの教室にまさかの天使(その2)が降臨したからだった。
そしてその天使が名前を呼びながら抱き着いたのは、青ざめているチビ猿・大竹裕也であったからだった。
「昨日はごめんねー、掘が追い返したみたいになって。ちゃんとお話ししたかったんだー。」
「いや、あれは追い出してくれたんですよ。」
「んー、ゆーくん身長は低いけど僕よりは高いし筋肉もちゃんとあるからカッコいいよねー。うりうりー。」
「ちょ、まっ!どこ触ってんすか!」
抱きついてた天使、こと生徒会長の加治屋 千翼 は裕也の身体を制服の上から弄 ったりしてた。
裕也は先輩相手に無下にも出来ずされるがままだった。
だがもうすぐ裕也の恋人である直倫が来るであろうと察した智裕と野村は加治屋と裕也を引き離そうと声をかけた。
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