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オトウトたちの秘め事⑤

 侑芽が1番風呂に入って、智之は晃介と一緒に風呂に入る。 「なぁともゆきー。」 「んあ?」 「なんかねー、だいすけ、ヘンじゃね?」 「……何が?」 「だってさっきチンチンの話したらめっちゃこわかった。いっつもおこるとこえぇけど、なんかさっきのはちがった。」 「………そうか?」  のぼせそうになったので智之は湯船から出て身体を洗う。  先に洗髪などを終えた晃介はマジマジと智之を観察する。 「ともゆき、5年生なのにチンチンちっせー。」 「てめ、見てんじゃねぇよ!つーかもうあったまったなら出ろよ!」 「えー!いいじゃーん!」  晃介は面白がって湯船から出て智之の局部を触って揶揄(からか)おうとする。  すると浴室の向こうから咳払いが聞こえた。 「晃介、智之、もう身体洗ったなら出ろよ。次俺入るんだから。」 「へ⁉︎」 「むー…わーったよ。」  そう2人を叱るのは大介の声だった。晃介は洗面器に入れたお湯をかぶって泡を落として脱衣所に出た。  そこには上半身裸の大介がいた。

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