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ツワブキさんのイヤイヤえっち⑤(※)
智裕は穿いていたハーフパンツとボクサーパンツを脱いで拓海に跨り見下ろすだけ。
「拓海のイヤなことしたくないから、俺ここでオナニーするわ。」
「へ……?」
(な、なんで……何でぇ……⁉︎)
拓海は一瞬で頭が真っ白になったが、智裕は御構い無しにいつものように1人の慰めを始めた。
切なそうに顰 める表情や吐息が異常なまでに色っぽく拓海に映った。
「…抜いたら、帰るか、ら……くっ!」
「や…な、なんでぇ……。」
「だって、拓海が嫌がんの、ヤだし……ね?」
智裕は優しい顔で拓海を見下げる。その優しい顔が拓海を追い詰める。
「いや、いやだぁ……いや…ごめんなさいぃ……。」
拓海は感情の限界がきて泣き出してしまった。
その涙を、智裕は拭わなかった。
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