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親友とその父①
どうも皆さん、突然ですが初めまして。
私の名前は安生 和 、愛称は「のんちゃん」高校2年生女子です。親友の石蕗茉莉が腐っているのでボーイズなラブな漫画は有名どころは網羅しています。しかし彼女のように「何あの2人!どっちが攻なの⁉︎」とか興奮はしませんのであしからず。
そしてその親友・茉莉は人助け…ではなく、「パパ助け」をしてます。
茉莉の父親・石蕗拓海さん、今年で御齢40。見た目肌艶完全に20代前半の不老美人。
その人が帰り道に彼の勤務先の男子校の生徒にナンパされていました。
「ツワブキちゃーん、ちょっとお茶でもしていこうよー♪」
「いやぁ…早く帰んないと娘が…ごめんね。」
「娘って高校生でしょ?ちょっとくらい平気だって!」
「そういうわけには…ひゃっ⁉︎」
パパさん強引に腕を取られた。その瞬間、私の隣にいた美少女は世紀末のような殺気をまとう。
「おい、てめーら何してくれてんだゴルァ……。」
拳からバキボキ音がなるのは気のせいじゃないよ。茉莉、中学で柔道の黒帯だし軽くボクシング習ってたし萌えとパパさんの為に強豪校の誘い断ったくらいだし。
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