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私の両親⑧

「はい、甘ーいお2人に食後のロイヤルミルクティーです。」 「あ、甘いって…まーちゃん……。」    ロイヤルミルクティーはパパが私によく作ってくれる飲み物。智裕の幼馴染に教わったんだとか言ってた。私はパパが幸せなときにこうしてよく淹れる。 「智裕、そこ代われ。」 「お前は毎日イチャイチャ出来るだろうがぁ、労働者を労え。」 「天使を独り占めするとはけしからん。」  私は智裕とは反対側に座って、パパの腰に手を回してぎゅーっと抱きついた。すると智裕はさらに密着して、パパにずっとチュッチュと小鳥キッスをする。 「智裕、くん…ん、んぅ……。」 「まーつり、今日だけいいだろ?明日から俺また仕事夜中だし、な?」 「……お土産、塩水ウニも追加。」 「……よし、交渉成立。」  私はパパの耳の後ろにキスをするとソファから立ち上がった。 「あとはラブラブしてて大丈夫だよー。」 「ま、まーちゃん…?」 「パパ、おやすみなさーい。」  私は智裕にアイコンタクトで再び健闘を祈った。  そして翌朝、パパは智裕にお姫様抱っこをされて部屋を出てきた。  私に見つかって泣きそうな顔をするパパがとてつもなく可愛かった。    これが私の両親、私はこの2人の子供に生まれて超幸せです。   「私の両親」end...

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