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第2話

(ん...あれ、ここどこだ? 布団がふかふかしてる...) ガチャ 「あぁ、起きたか 気分はどうだ? 声は出そうか?」 「あ、はい、大丈夫です...」 (あれ? なんか、この人見たことある気がする... でも、どこでだろ?) 「あ? 俺のこと覚えてねぇか? 昨日ズタボロのお前を家まで連れて帰ってきたんだよ あぁ、あと高校と学年も一緒だな」 「昨日...あ、あのときの... てか、え? 高校、生?」 (え、こんな人高校で見たっけ? でも記憶にはあるし... てか、でかくない?) 「思い出したか? まぁ、授業もまともに出てねぇし知らねえか笑 俺は神楽 聡(かぐら さとし)お前と同じ柳高の2年だ」 「えっと、僕は日野 亜希(ひの あき)です...」 「昨日のこと、聞いてもいいか?」 「あやふやでもいいならいいですけど...」 「昨日、どうしてボロボロな状態で公園で寝てたんだ?」 「えっと...」 (これ、言ってもいいのかな? どうせ今日だけだし、平気だよね) 「昨日、いつもみたくお父さんに蹴って殴られてして、外に放り出されたから、公園に行って、気づいたら君がいました、です...」 「え、いつもみたくって、母親は? サツに連絡は?」 「お母さんが仕事でいない時を狙ってくるので、知らないです。 警察は、なにも でも、いいんです。 僕がやられてればお母さんは無事だから」 「今からお前んち行くから案内しろ」 「え、今から?ですか?」 「あぁ、日も明けてきたし平気だろ」

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