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Ⅰ 俺の部屋に競パンが来た!⑧

真夏の海 海水浴場は大勢の人で賑わっている。 俺のアパートは由比ヶ浜(ゆいがはま)へ徒歩5分の好…… 5分の好りっ…… 好立ィっ 「アハぅ」 あと1文字なんだ。「地」を言わせてくれ~ 「あがたぁ」 「おはよ♪京太」 挨拶しただろッ 寝起きの俺にッ 「競パンの京太に挨拶だぞ♪」 「ハぅぅ~」 白い競パンの下の太い幹を、こすりつけてくる。 オレンジの俺の競パンに。 「先輩の買ってきたの、京太に似合い過ぎて悔しい。はみ出たら、俺が競パン買ってあげられるのに」 狙いはそれかー! 只でさえ布の面積小さいんだ。んな、はしたない事になってなるものか。 「ァっ」 お尻の肉を掴まれて、声が上擦ってしまった。 「いい反応♪俺の方が出ちゃいそうだ」 「出ろ!さっさと」 「見たい?京太のエッチぃ♪」 「んな訳あるかぁ~……ヒァっ」 後ろ! お尻にも当たってる。 手じゃない。 俺の前に当たってるのと、同じ感触 おっきいよぅ~ 恐る恐る見やった背後には、黒い競パンがッ★ 「桐生先輩~」 平常時でも重量感ある雄を、割れ目に押しつけてくる。 「俺好みの柔らかさだ」 俺のお尻は先輩のためにあるんじゃないぞ!エロい解説すんな。 「競技に付け加えるか」 「はい~?」 「『ビーチフラッグス★借り物×押しくらまんじゅう競争』」 「やめんかー!」 益々訳わからん、いかがわしい競技になっとるわーッ 素朴な疑問 「どうやって勝敗つけるんだ?」 「はみ出たら」 「負け」 聞いた俺がバカだったー♠

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