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後日談『8月2日パンツの日の悲劇』

 今日は8月2日、パンツの日。今日こそ、風太に抱いてもらおうとお尻がポッカリ空いた超!ネコ専用のおパンツを買った。前は隠れているけれど、腰にゴムのライン、そしておしりを強調させるように裏太ももの付け根から腰骨にかけて布がある。 ホテルにあるトイレの個室で着替え、ウキウキで風太がいるスイートルームに入ると、そこにはつい最近見た事があるパンツを穿いた風太がいた。 「またかよ……」 「うっそ、ガチで?」  オレの言葉で何もかも理解した風太。迷うことなくオレに近づき、ベルトを外してズボンを下ろせば、お揃いのパンツがこんにちはした。 「「掘られる気まんまんじゃねぇか……!」」  互いの心の声が漏れ、せっかくだからと、おしりをふみふみともみ合う。 世の中にはうなぎディルドっていうネコ同士を満足させる道具がある。だけど、お互いネコにハマり過ぎるのも嫌だからと使わないと約束した。 ……というより、これ以上風太にネコを拗らせられると困るからだ。 「風太〜そろそろさ、オレを練習台にしてタチへ転向しない??」 「いやいや、そんな提案するぐらいエッチしたいのならアカネがタチすればいいじゃん」 「いやいや」 「いやいやいや」  今夜も同類(ねこ)同士、真夏の夜の攻防戦は終わりそうにない。

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