** 朝、というか昼。 ただいま俺はクーラーの聞いたベッドの上で程よい温度のお水を飲みながら、 床に土下座している悠を見下ろしている。 「それで？」 「えーと…」 「久しぶりに引っ張り出してきたWiiリモコンの電池あらへんかったからクーラーのリモコンからひとつ拝借してきて？戻し忘れて？クーラーつかんままじゃ嫌やーっていう俺をひん剥いて？」 「すみませんでした。」 「風呂場で意識取り戻した俺に懲りずに欲情して？嫌やーいうのを散々に抱き潰して？」 「すみませんでした。」 「脱水症状で死にかけましたけど？」 「この度は大変申し訳ありませんでしたぁあ！」 そう、俺あの後また抱かれてん。立ちバックに駅弁になんやにかんやにベッドと同じくらいに抱き潰され、先程意識を取り戻したところです。 しかもクーラーつかんやったのはこいつがリモコンから電池取り出してたせいで。ほんま、この、アホンダラァってなったわ。まぁ、叫ぶ元気もないんですけれども？ ほんま、今回はたまたま記憶が残ってたからいいものの、ん？いいか？あんな痴態晒したけど？いいのん？あ、あかん、顔熱いわ。 「あれ？どうしたの、康太。顔赤いけど。まだのぼsぶへぁっ」 「やっかましい！1ヶ月お触り禁止じゃぁああっ！」