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しかも中が締まるだけで液体らしきものは何も出てこない。これはまさか…
「ドライ?」
「っ、ぁ、んぅッ」
ずっとイキっぱなしな感覚って聞いたけど康太の跳ね方からして事実なんだろうなぁ。声も出ませんって感じでずーっとビクビクしてる。
「んあぁ?!あ、今、イッ、てるからぁ、アカンって、アカンってぇッ」
これで動いたらどうなるんだろう?
更に下から突き上げてみると気持ちよくてたまらないって顔で首が振られる。中がキュウキュウ締まってぬるついた内壁が絡みついてくる。さっき耐えたせいもあってか重たくて熱いものがゆっくりせりあがってくる感じがする。
「ごめん、俺も、もうちょっとでイケそう、だからっ」
気持ちいい。気持ちよくて仕方がない。ゆっくりと高みへ導かれる感じが焦れったくて腰を振るスピードが上がる。
「あぁあっ、アッアッ、ああっ…」
「っ、ふっ、っ…ッッ」
奥の奥でどくりと弾ける。あれ?ゴムつけたっけ?してない気がする。やっちゃったなあ…。でも気持ちよかったぁ…。
「こう…あ、」
後処理…って思ったけど最後にイッたので意識を飛ばしたらしい康太にそんなこと言えるはずもなく、ドロッドロのシーツと同じくドロッドロの体を綺麗にすべくだるい身体を引きずってバスルームへ…。康太、重いなぁ...。
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