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*** 「なぁ、はよ。」 いつの間にか俺の膝に跨った康太が緩く腰をふる。そうすると浅くひくつく孔が竿に吸い付いて小さな音を立てた。いや、これはさすがに… 「あは、かたぁい。」 ...秒で復活したよ俺の息子…。 「かたぁいじゃないよ。なにしてんの。」 「えー?誘ってんの。」 なにっ、それっ!?くちもとがへにゃりーってなって目がトロンとしてる。てかもうほとんど閉じてる。可愛い康太。 トロ顔を見た事ないわけじゃない。てか、毎度トロ顔どころかアヘ顔まで普通に晒させてるけど、ここまで可愛いのは初めてかもしれない。酒と暑さのダブルコンボやばい。 あぁ、でもこれまたすぐ出ちゃうかも。そんなんもったいない。イくなら康太のなかでっ! キュウっと窄まったそこに先端を押し付け、まず少しめり込ませる。うん。グズグズだ。これはいける。 「あ、んっ、うぁぁああ?!」 一気に最奥まで俺のを埋め込んでしまうと康太の背中が弓なりにしなってなかが締まる。体全体がビクビク…というよりガクガクして、腹にかかる温かい飛沫 「あは、入れただけでイっちゃったね。康太。」 「あっ、ッ、は、あぅ…。」 俺は大丈夫。イッてない。まぁ大分危なかったけど。0.1mlも漏らしたらアウトって言われたらアウトだけど。や、まだ硬いままだしイッてない。俺は断じてイッてない。 1度出してちょっとスッキリしたのか康太が俺の首に回していた腕を解いた。そして、右手の指の先を噛む。鈍い痛みで意識の覚醒を早めるためとかなんとか言ってたけど今は必要ない。 ガジガジとかまれるその手を取り、指を絡めると、まだ正気の戻ってきていない康太はこてりと首をかしげた。あー、かわいい 「うっひあぁあ?!」 そんな可愛い康太には律動再開という四字熟語を進呈しよう。ぬるぬるで柔らかい内壁を音でもするんじゃないかと言うほど強く擦る。 「あぁっ、あぇッ、やああぁっ、ゆっ、ゆうぅッ、」 「なぁに、どうしたの?」 「やっ、あかん、うごっいたら、あ、あかぁんッ」 ふるふると弱々しく首をふると、目尻にたまっていた涙が散って頬にかかる。それを舌で拭ってやると熱を孕んで潤んだ瞳が訴えかけるように睨んでくる。 たまんないなぁ…。 「嫌よ嫌よもすきのうち。ってね?」 「ああっ、あかんっ、あかぁんっ。まって、きもちっ、からぁ、まってぇ、あっ、ぁあっ、また、またいくっ、いっ、ッッ」 ひゅるりと飛んだ2発目の白濁は何故かさっきより勢いがよく、俺の頬まで到着した。 「あっ、ごめ、かかっ」 「ん?大丈夫。」 唇の端についたそれを指でぬぐって口に運ぶ。見せつけるように舌先で舐めると中が締まった。 「あっ、ああっ、ッ」 「え...。」 見てイった…?

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