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え…

*** 「え…」 「ん...。」 康太の喉がごくりとなる。 や…やっちまった...。 咥えられた瞬間に出した...。 や、いっつもはさ? 康太の口の中って唾液が充満してるかとろっとで、ふわふわで、すんごい気持ちがいい。それでも10分とかかかったり、もちろんイけない時もあるし、滅多にしてくれないない。それがですよ。 今日の康太の口の中はカラッカラに乾いてて、あつくって、すべすべな上顎に先がぴたっと貼り着いた瞬間、ビリビリっと腰に来て……。出ちゃいました。 「なんやー、ふるぼっきから即発射かよぉ、お前どんだけ俺の体好きやねん。」 「や、ちがう。そうじゃない。」 何が違うのかわからないけどとにかく否定しとかなきゃまずい気がした。 俺の沽券にも関わるしな。うん。まだ一擦りもしてないっていうのに…はぁ...。 「てか、出してもうたら入れられんやん。」 「え、あ、ごめん。」 つんつんと俺のモノの先を人差し指でつつく。やってることはあほらしいんだけど、普段そんなことしないから可愛く見える。なんか、幼くなってない? 「ふにゃちんじゃあかんよー。なー、ゆーぅ。」 「ナニに話しかけてんだよ。」 「何って、ナニやん。なー、ゆう。」 そう言いながら康太は俺の息子に息をふきかける。いや、あのですね?つついたり息吹きかけたり、なにしてんの?俺のナニに向かって俺の名前を呼ぶデレ顔の康太、アホ可愛いんですけど? いや、いやいやいや、落ち着け。これ俺も相当キてる。額に手をやって俯くと、肩に手がかかった。 「ん、こう…た?」 あれ?おかしいな、何で俺より高い位置に康太の顔があるんだ?

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