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そうか、そういうことか
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「指、入れるね。」
後ろから舌先が引き抜かれると、浅い部分がまだ熱を持っているのがわかった。
そこに今度は悠の人差し指の先があてがわれる。先が触れてぐっと押し込まれるとさっきまでとは違う少し固めの指の感触に内壁が蠕動するのがビリビリと伝わってくる。
「んんぅっ」
腰だけが高く上がったこの恥ずかしい体勢のまま骨ばった指で中をかき混ぜられる。
普段の俺なら絶対許さへん。ってか、舌を入れられそうになった時点で頭を蹴っ飛ばしてる。なぜ今回はそんなことをせえへんのか。
理由は明白
「康太、若干トんでる?」
「んっ、あ、んんんっ」
「あは、気持ちいいねぇ、康太?」
酒を飲んだ上に汗で出ていってるから軽い脱水状態になるねんな。うん。ぼーっとする。
悠が何かを言ってるのはわかる。でもその意味はわからん。ただ、後ろが気持ちいい。一点をぐりぐりされるのも好きやけど全体的に撫でられるのも好き。
ぶっちゃけ
「ん、ぅんッ…ゆぅ、なら、なんでもっ、きもちえっからぁ、もっとぉ。」
今までで一番気持ちいんちゃうかなって思う。そして暑い。あっつい。たまぁに触れる悠の手のひらもじっとりと汗ばんでるし、俺なんかもっとひどいんやろうなぁ。
「康太、指増やすよ。」
「んぁ?んぅ、やっ」
「え、」
指なんか増やさんでいい。そんな細いもん数だけ入れてもなんぼのもんや。
「ゆー、の入れて。」
「え、や、でも、」
「んぅーッ、あっづいっ!」
Tシャツが汗で張り付いて気持ち悪い。ええい脱いでまえ!おん?悠も暑そうやな。
「ちょ、こら康太っ?!」
「見とるこっちが暑いねん、脱げやこらぁ。」
「え、えぇ…。」
「ほら下もーっ!」
「えぁ、うわっ」
悠が来ていたTシャツを脱がして放り捨て、ズボンに手をかける。うまくつかめん。ええいこんにゃろ。
「うぶっ」
「あ。」
挑発でもしてやろうかと歯でずらしたらデコに硬い感触が。
というか、こ、これはっ!
「ふるぼっき」
「言わないでっ!」
あっは、蒸れて悠の匂いがすごぉて?いきな
下ろしたから照れてて?その上フル勃起?さいっこぉ。
「いただきまーす。」
「あ、こらっ」
はくりと先端を口内へ納めると口いっぱいに濃縮された雄の匂いが広がる。
生臭いとか青臭いとかって敬遠するやつがおるけどあいつらほんまにホモなんかな。疑わしいわ。
上手なフェラはまず口内が十分に潤っていないといけない。でも今俺の体は若干の脱水状態なわけで。これじゃ気持ちよくない。完全に自己満足で咥えてますけど何か?
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