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涼太の告白
「物欲しげに見てる」
舐め回すような視線に、羞恥心が掻き立てられ、じわりじわりと体の奥に熱が燻り出した。
「りょ、涼太!」
身体を下にずらし、何の躊躇いもなく俺のを口に含む涼太。小さい口一杯に頬張り、上下に扱き始めた。
「だめ・・・」
ただでさえ敏感になっているのに、次から次に押し寄せる快感に、喘ぎ続け、ただ身悶えるしかなく。
「涼太・・・もう・・・」
呆気ないくらい限界が迫っていた。
カミサンに、こんなふうにフェラをして貰った事がないから、あまりにも強烈すぎる。
じゅばじゅばと、粘りつく音を立てて、懸命にしゃぶり続ける涼太。
「離せ、イキそうだから」
一度、火が灯った体は、底なし沼のように昂ぶり続けーー。
大きな波が次から次に押し寄せてきた。
「・・・・あんっ・・・あぁぁ・・・・」
身体が大きく撓り涼太の口の中に、白濁を放っていた。
それを彼は、ごくんと喉を鳴らし飲み干した。
「さっきのよりは薄いけど・・・美味しい」
「涼太・・・そんなの飲むもんじゃない・・・から」
「大好きな真生のだよ、ダメ!?」
潤んだ目で見詰められ、好きなだけくれてやる、そう返すと、すごく嬉しそうに笑ってくれた。
手を伸ばし、ズボンのポケットから小さな容器を取り出した。
「じゃぁ、お言葉に甘えて、好きなだけ貰うね」
言っている意味がいまいち分らなかったが。
「涼太!!」
双丘の狭間に、ヌルヌルしたものが丹念に塗り込まれ、ゆっくりと、彼の長くて細い指が挿ってきた。
「・・・・痛っ・・・」
慎重に出し入れされ、最初は痛みしか感じなかったのに、ゾクゾクとした快感がそこから生まれてきた。
「腰がぴくぴくしてる・・・気持ちがいいの?」
彼の声が一段と弾む。
更に、液を足され、指も二本、三本と増え、グニュグニュと狭い入り口を押し広げられる感覚に、がくがくと腰が戦慄く。
「きゅうきゅう締め付けてくる、真生のここ、すごいね」
「何か、身体が変だ」
「変じゃないよ。早く僕のが欲しいって、せがんでいるんだよ」
ずるりと涼太の指が離れていき、腰の下に、クッションをあてがわれた。
「体、固そうだから、あんまり無理させたくないけど、ごめん、僕も限界だから」
腰を高く掬い上げられ、鈍い痛みが走った。
「涼太!そんなの入んないから!」
頭をぶんぶんと振ったが、奥の秘所の蕾に、屹立した熱く滾る彼の雄が、ゆっくりと、挿ってきた。
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