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第10話

「アキラも…凄く綺麗だ」 少し濡れた髪が普段と違う色気を誘い出す… ソファに座るアキラの横に片膝をついて熱く口づけを交わしながら、バスタオルの隙間から見える胸元を指でなぞり刺激していく… 「んッ…ふ、ハァ」 唇が離れると、からかうように囁くアキラ。 「ふふ、それにしても、お前がこんなにエッチな奴だったとはびっくり」 BOUSにみずきがいた頃は、何度となくみずきと2人きりでも気を許して無防備にしていた、みずきはオレに興味がないと思い込んでいたから。 現に一度も身体を求めてきたことがなかったから… でも、今は… 「アキラにだけだから」 こんなにドキドキして熱くなれるのはアキラだけ。 指摘されてやや恥ずかしくなりながらも素直な気持ちを答える。 「どうかな」 『お前にだけ』『サクヤが全て』。 そう囁いた奴らみんな他に本命が他にいた… 嘘つきの常套文句だ…。 だから、聞き流す。本気にしたらバカだから。 「アキラ」 アキラの答えに首をかしげるが… 「ん、みずきのココに聞いてみないとな」 そっと勃ちあがっているみずきのに優しく触れて、ズボンをずらしていく。 「っ、アキラ、」 急に触れられドキッとする。 「オレ以外でも勃つのか…とか」 「アキラ…そういう機会はこないから大丈夫」 「ふ、しばらくはな」 オレに夢中の間は…けどいつかはお前も飽きるから… 「ずっとないから…アキラ」 そう囁いて、ソファへ押し倒しながら、キスを落とし、アキラの前へ下着の上から摩り刺激を与えていく… 「んン、んっァ」 ぴくっと敏感に反応を返すアキラを見ると否応なく熱は上がっていく。

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