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第68話

「ふん、声が出てきたじゃねぇか…もっとよがらせてやる…俺を満足させてみろや、」 相変わらず不気味に笑い、荒々しくアキラにディープキスするタツ。 同時に後ろへ再び指を挿入させ、前立腺を内側から刺激し、アキラの欲をかきたてる… 「ァ、ぁ…やッあァ…!」 執拗にソコを刺激され続け、身体がびくんびくんと震えるアキラ… 首を振り、拒絶するが…意思に反して身体は媚薬によって引き出された熱に溶けていく… 「こんなに垂れ流して、こうされるのがうれしいんだろーが?本当に淫らな奴だ…」 アキラの前からは蜜が溢れ零れ落ちる…それを拭い軽く扱く。 言葉でもアキラを攻めていく… 「違ッ…嫌、ァっ…も、あァ!」 「BOUSでもそうやって男を咥えてきたんだろ?尻軽サクヤは…次の獲物はユウだったのか?アイツも可哀想になぁ…」 「ッ…ぅ、ふ…ぁ、やだッ」 両腕を拘束されているため身動きとれないまま、身体を好きに弄られるアキラ… さらに言葉で追い詰める… 「お前は…どこでも、誰とでもヤれるんだからなサクヤ…」 何度も言われた言葉… そんなつもりはなくても… 大嫌いなタツにだって、こうして、好きにされる… 吐き気がするほど…本当に、穢れた身体… 「ッ…は、ァッ!」 「身体は嘘つかねぇな…欲しがってやがるエロい身体だ…」 さらにアキラの腰を引き寄せ… 前へタツの猛々しい塊を擦りつける。 「…これが欲しいんだろ?サクヤ…欲しいって言えよ、入れて欲しいってナァ…?そうすれば、望みどおりにしてやるよ…」 優しく脅しながらタツはアキラを追い詰める… 「っ…絶対っ、嫌…ァっん、く…」 そんな言葉… 死んでも口にしたくないアキラ… 身体がどんなにタツを欲していても… 心までは服従しない… アキラの最後のプライドだったが… 「オラっ言えッ!」 拒否するアキラにムカつき、後ろから指を抜きさり、再び熱を帯びるアキラの前を押さえ付け脅すタツ… 「ッ嫌、ぅ…ッ」 必死に首を振る… 「…ちッ、良くしてやろうと思ったがヤメだ!」 思い通りにならず、憤慨した様子で言い放ち、アキラを床に乱暴に押し倒すタツ… 「ッ…」 「抑えとけ!」 ヤタに命令してタツは、媚薬の残り一つ、透明な小瓶を取り出す…

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