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無自覚って恐ろしいよね…

―入学式― 「新入生代表 三日月 遥翔」 遥翔「はい。暖かな春の日…」 今日は入学式の日だ。まぁ前の文で分かるか、 俺は入試の結果が良く新入生代表とかいうめんどくさい役をやらなければならないので渋々こんな挨拶をしている。理事長の父とお兄ちゃんの遥がこっちを見ている …友達にしますか?はいorいいえ …とかそんなことやってる場合じゃねぇ!!今俺の顔は恥ずかしさで赤くなっているだろう。なんだろうざわざわしているな、、、 そうこうしているうちに代表挨拶が終わり席につく。はぁ、疲れた。 隣のヤツ「お前、代表生徒だったんだな!!」 遥翔「そうだが、お前誰だ?」 隣のヤツ「おぉ、すまんすまん。俺は嶺 春斗ミネ シュントだよろしく!」 遥翔「おう!よろしく!俺は…あぁ、今紹介されたな。よろしく!」 春斗「三日月って、この学園と関係あんのか?珍しい名字だよな!」 遥翔「あぁ、俺の父親がここの学園長だからな、」 春斗「それに三日月って…いや、なんでもない」 遥翔「なんだよ!まぁ、いいけど。」 そんな話をしていると入学式が終わった。これから、教室に行ってホームルームだ。俺は2組だったよな? ーガラガラガラ ーざわざわざわざわ なんだ?挨拶の時もそうだったがざわざわしているな? 春斗「あっ、遥翔こっち来いよ!お前すっかり注目の的だな!まぁ、あれだけ可愛い顔をすればなぁ。」 遥翔「?俺は可愛くねぇ!平凡だ!」 春斗(無自覚か、、、) 春斗「まぁ、ちょっと時間あるし話してようぜ!そう言えばお前、前髪どうした?セット崩しちゃったのか?」 遥翔「あぁ、うんセット崩した方が落ち着くしもう今日は大勢の前で話さないだろ?だから崩してきちゃった。」 春斗「そうなのか。まぁ、色々あるんだな!」

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