はぁ、やっと食道から出れた。 ──あの後その場にいるのは流石に辛かったため生徒会室に避難してきた。勿論お兄ちゃん達と一緒に。 遥｢大丈夫だったか？―いや、大丈夫じゃなかったよな、ごめんな、｣ 遥翔｢大丈夫！お兄ちゃんは気に病まなくていいんだよ！｣ 遥｢そう言えば会計の…｣ ？｢ただ今戻りましたぁー！｣ 遥｢あぁ、来たな自己紹介しろ。｣ ？｢？、わかりましたぁー。俺は、生徒会会計の白城 唯人ｼﾗｷ ﾕｲﾄでーすっ！可愛い子は女の子でも男の子でも抱けまーす！よろしくね！｣ あぁ、いちばん危ない人だ。近づかないようにしよう。 |ω･`)≡ 維人｢なんで逃げるのぉ？こっちおいでぇ？｣ 遥｢遥翔に手を出すな。｣ 維人｢…で。その子は誰？｣ あぁ、そう言えば自己紹介をしていなかったような…よし！自己紹介しよう。 遥翔｢初めまして。高校からこの学園に入った三日月遥翔です。兄はここに居る三日月遥です。よろしくお願いしたくないです。｣ 維人｢えぇー！そこはお願いしとこうよ！｣ 遥翔｢なんだ、そういう話し方もできるんですね。｣ 遥｢お前そんな話し方できたのか？｣ 維人｢兄弟して酷いぃー。別に普通の話し方だってできるしぃ。｣ もどってるし。なんだろうイラッとくるよな。 遥翔｢それよりなんで皆そんなに俺の顔を見るんです？俺の顔に何か付いてますか？｣ 奏斗｢いえ、貴方たしか…新入生代表の挨拶をしたんでしたよね？今の印象とは全く違うので何かあったのかと…。｣ 遥翔｢あぁ！その日は前髪をセットしてたんですよ。今は面倒でやってませんが、そんなに変わります…あぁっ！前髪をあげないでください！！｣ 生徒会長以外｢…！！！！｣ みんな｢なんで隠してたの！｣ 護＆悟｢そっちの方が可愛いのに｣ 奏斗｢そっちの方がいいです今からでも前髪を切って…｣ 遥翔｢待って！！俺は前髪を切る気はありません父との約束ですから。｣ 奏斗｢あれ、父というのはもしかして、遥の弟くんだから、、、三日月駿翔学園長ですか？｣ 遥翔｢はい。そうです。｣ 奏斗｢でもなぜ…。あぁ！可愛い過ぎて襲われないようにですかね？｣ 遥翔｢さっきから人が聞き流してるのをいい事に…俺は可愛くねぇ！平凡だ！｣（3回目） みんな(無自覚かぁ。) みんなの心がひとつになった瞬間だった。