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第16話
…かっこいいな…。
龍生の寝顔を見ながら陵はそう思った。
激しい情事の後、龍生に浴室に運ばれて身を清められた陵は清潔なパジャマを着させられていた。
「この人もオレのことが好きだったらイイのに…」
陵はそう呟くと盛大なため息をついた。
刹那、龍生が目を覚ました。
「…おはよう」龍生は陵を見るや否やそう言いその顔を綻ばせた。
「おっおはようございます」陵はそう言うとその場を離れ始めた。
その時、龍生が陵の手首を掴んだ。
陵は動きを止め驚いた表情をその顔に浮かべた。
「どこに行くんだ?」
「…おっお手洗いです」
「そうか」龍生はそう言うと陵を解放した。
陵はそそくさとその場を離れ龍生はため息をついた。
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