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超重いオトコ

おっおっ重い…。 付き合って間もない自分の恋人とその両親がいる室内。 そこで河相総司はそう思った。 男感のある美貌。黒真珠の様な瞳。淡色の髪の毛。 総司は一途でタチの絶倫。 恋人の家に遊びに行ったら恋人の両親がいた…と言う超重さを感じざるを得ない状況に立たされている総司は恋人に両親を紹介されている。 「で、こっちがオレのお袋」総司の恋人は平然とそう言い総司は沈黙している。 「初めまして総司君、アナタの事は息子からよく聞いていますよ」 「そっそうですか」総司は変な汗をかきながらそう言うとその顔に不自然な笑顔を浮かべた。 それから総司は総司の恋人とその両親と世間話をしお茶を飲むとその場を後にした。

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