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出会い

後日、総司は手作り弁当を手にしていた。総司の恋人、阿呆弓也が作った弁当はカラフルで美味しそうな香りがする弁当だった。が、総司の顔色は優れない。 「重い…」総司はそう言うと嫌そうに弁当を食べ始めた。 後日、総司はまたゲイバーに赴いた。 「こんばんはママ」総司はそう言うと悩み相談をし始めた。 その時、総司に一人の美青年が歩み寄って来た。 「こんばんは」美青年はそう言うとその顔を綻ばせた。 「こんばんは」総司は事務的にそう言うとママに視線を移した。 「つれないな〜」美青年はそう言うと総司の腕に自分の腕を絡ませると今晩どう?と言う言葉を発した。

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