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「んむっ、... ん、ふ... ふぅ... ... 」
「響くん、も、いいよ」
「や... 、まだする... 」
「だーめ。離して?」
「んあっ、」
ちゅぽん、と俺の口から暁斗さんが出ていく。
やっぱり下手だったのかな... そう落ち込む俺に暁斗さんはまた股がるように指示してきた。
無理だろうけど、出来たら暁斗さんをイカせたかった俺が不満気に股がると、
「イクのは響くんのナカがいいから」
って暁斗さんは俺の口の周りについた唾液を舐め取ってくれた。
「次は響くんを気持ちよくしてあげる」
そして暁斗さんは、俺の後孔に指を入れてゆっくり解してくれた。
一週間振りの暁斗さんの指は1本でもキツくて、いつものように3本の指が入るまでには時間がかかってしまい、俺は何度もイキたいってお願いしてしまう。
だけど久しぶりだから一緒にって言われて、我慢の連続で... 。
やっと暁斗さんが入れるくらいに拡がった頃には膝はガクガクに震えて、俺の息子はかつてない程に我慢汁を垂らしていた。
「あ、もぉ... っ、早くぅ... ... !」
「うん... ... あー、でもちょっと待って... 」
「やだぁ!暁斗さんっ、お願いっ」
「意地悪じゃないよ?ゴム、寝室だから... 」
一分一秒でも早く暁斗さんに突いて欲しいのに、律儀な暁斗さんはコンドームを取りに行こうとしていた。
... 一度ナカ出しされてから、暁斗さんはめちゃくちゃそのことを気にしていたんだ。
俺は全くっていうか、終わってから掻き出されるのが恥ずかしいってくらいで別に気にならないのに、固くなにコンドームを着けたがる。
女の子じゃないから妊娠の心配は無いのに、何故そこまでこだわるのか... 不思議なくらい。
暁斗さんは早く繋がりたいって思わないのか、そう思うと暁斗さんの行動にムッときてしまう。
「いらないっ... 」
「え... 」
「ゴム、いらないから... っ!早く... 」
「でも... それじゃ... ... 」
「... っ、暁斗さんが入れてくれないなら、俺がするから... ... っ!!」
もう限界だった。
爆発した俺の欲はもう止められない。
早く欲しい、早く暁斗さんでいっぱいになりたい。
暁斗さんに股がりながら、俺は暁斗さんのモノを握り自分の入り口に近付けた。
「響く... っ!」
「ん... ... ... っ、んん、あっ... 」
先っぽがピトッと当たり、それを飲み込むようにゆっくりと腰を下ろす。
こんなこと自分がするだなんて、思いもしなかった。でもきっとこうでもしなきゃ暁斗さんは中々入れてくれない。
自ら迎え入れる感覚は頭が弾けるくらい気持ちよくて、その感覚を味わいながら更に腰を下ろした。
「あっ、あっ、... あああっ!」
「っく... ... 」
「あーー... ... ... っは、ぁ」
歪んだ顔をした暁斗さんに、気持ちよくて蕩けた顔をする俺。
いつもは逆なのに、上に乗るだけでこんなに変わるなんて... 。
やっと全部を飲み込んで、暁斗さんが俺のナカに馴染んだ頃、徐々に腰を動かせば待ちに待ったあの気持ちよさが込み上げてきて、そして俺を満たしていく。
「ん... ん、あ... ... はぁっ、」
「ひ、びきくん... っ、」
「な、に?... っあ」
「本当に、君って子は... ... 」
コンドームを着けていない暁斗さんのモノは、ナカに入ってもやっぱり熱くて、暁斗さんを直に感じることができて、たまらなく気持ちよかった。
暁斗さんは多分まだ気にしていて、文句言いたげな顔してるけど、俺はお構いなしで腰を振った。
今の主導権は確実に俺だ。
ジッと俺の腰の動きに耐えてる暁斗さんを見下ろして優越感に浸れる余裕があるのは、俺主導で動いているから。
いつもは暁斗さんのペースでただただ突かれてはイッてしまってたけど、今日はそうじゃない。
暁斗さんがイキたいってお願いするまでイカせてやるもんか、そんな気持ちまで沸いてしまう。
「んっ、ふ... 、あっあ... 」
「... は、っ、」
「ふふ... っ、暁斗さんを見下ろすのって... ... っ、なんかいい... っ、ん、」
「な、んか、変なスイッチ... っ、入った?」
「ん... 、そう、かもっ」
ゆるゆると腰を動かし、俺のペースで進むエッチは初めてだ。
そしてゆっくり暁斗さんを味わえるこの体勢は、俺を大胆にさせる。
暁斗さんの言ったように何か変なスイッチが入ってしまったのかもしれない。
「ね... っ、暁斗さん、俺の、触って?」
「... それは、お願いかな...っ ?」
「... ううん、っ、命令... っ!」
「はは、命令ね... 。仰せの通りに... っ」
暁斗さんは俺の下半身を握り、そして上下に擦る。
グチュグチュと音を立てるのは俺のナカなのか、それとも暁斗さんが握っているソコなのか...
分からないくらいに響く音。
それすら俺を刺激して、腰の動きはどんどん加速する。
「んんっ、あっ、あっ... っ、あ!」
「っ、気持ちいいの?そんなに腰振って... 」
「き、もちい... っ、」
「素直だね... 、このままじゃ響くんにイカされそうだ... っ」
「ふふ... っ、暁斗さん、イキたい... っ?」
「うん、こんなにエッチな響くんが目の前に居るんだもん... 、我慢できないよ」
『イキたい』
暁斗さんがそう思っていることが分かると、俺の動きは更に速くなる。
「っ、じゃあっ、お願い、して?」
「お願い?」
「『イカせて』って... っ、ん、」
一度も俺が暁斗さんをイカせたことはない。
だから今日みたいなチャンスを逃さない。
そう思って、俺はニヤッと口角を上げて暁斗さんに言った。
... いつも暁斗さんが俺に言うみたいに。
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