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第5話

僕がご褒美をあげるんだ。 バートさまに膝に乗ってもらおうとしたけど、断られていつも通り僕が乗せられる。 あの人の頭をなでて、チュッとほっぺにキスをした。 それだけで、嬉しくてドキドキワクワクだ。 僕はご褒美の時も自分から裸になってる。 そっちの方がずっと気持ちがいいからね。 バートさまに裸になって欲しい……なんて言ってしまっていいんだろうか。 結局、僕は言い出せなくて、勝手にプチプチとシャツのボタンを外してしまった。 「何をやってるんだい、ニール」 クスクスとあの人が笑う。 「こっちの方が……嬉しいから」 「おかしいな。裸にさせるのは、本当は罰だったはずなんだけどな」 そうだった。最初は恥ずかしくて嫌だったのに、それより気持ち良さが勝ってしまってる。 「ご褒美は気持ち良いほうがいいから」 「へぇ、気持ちのいいご褒美をくれるんだね。ニールはどのご褒美が一番気持ちいい?」 それはもちろんお尻とおチンチンをチュクチュクしてもらうのが一番だ。 「キ……キス」 僕はちょっと嘘をついた。 でも、気持ちがいいのはお尻だけど、嬉しいのは抱きしめてキスだから完全に嘘ってわけじゃない。 「キスは裸じゃなくてもできるだろ?それとも裸じゃないとできない部分にキスしてくれるのかい?」 ……裸じゃないと? それってどこだろう。 一生懸命考えていると、膝から絨毯に降ろされた。 「君が気持ち良くなるところを、僕が知らないとでも思ってるのかい?ほら、ご褒美をあげたいんだろ?キスして良いよ」 「ぁ………」 足の間に座らせられれば、当然目の前には……。 いいんだろうか。 こんな恥ずかしいところを僕が見てしまって。 でも、良いんだよね?そう言ってくれているし。 震える手でズボンの前を開いて、中をのぞいた。 そこには金の毛に彩られた大人のおチンチンがあった。 でも、お父さんよりずっと若くて、とっても白くきれいだ。 僕は胸がドキドキして、鼻息がすごく荒くなってしまった。 「くすぐったいよ」 頭をなでながら、ソレに顔を近づけられる。 僕は恥ずかしくなってパッと顔を背けてしまった。 「嫌なのかい?だったら無理にする事はないよ」 「ちが……嫌じゃない!おチンチンにご褒美のキスさせて」 僕はおチンチンの先端にチュッとキスをした。 「ふふっ。くすぐったい。……ん?これで終わりかい?」 「もっとしていいの?」 「今日は君が僕にご褒美をくれるんだろう?君がしたいだけすればいい」 その言葉に押されて、僕はおチンチンを掴んでチュッチュッとキスをした。 そのたびにピクンピクンと白いおチンチンが反応してくれる。 いつもしてもらうみたいに、手でもなでた。 すると先からじんわり透明な液があふれてくる。 僕が気持ちがいい時と同じだ。バートさまも気持ちよくなってくれてるんだって、嬉しくなった。 「ニール、手でするように、舌でもこすってくれる?」 そう言われ、舌をペッタリくっつけて、必死でこすった。 「舐めるようにして。ニールは舐めるのが好きだろう?」 言われるままに舐めると、今度は咥えるように言われた。 「唇をしっかりすぼめて、舌をからめて、喉奥に当たるようにね」 夢中でドキドキしながら舐めしゃぶって、ふうっと息をつく。 すると大きな手が僕の頭に添えられて、また咥えさせられた。 さっきまでより、硬くて大きい。 「ニール、舐めながらこっちを見て」 目が合うと、口の中でおチンチンがクンックンッと跳ねた。 僕に反応を返してくれた事が嬉しくて、頭の中が溶けそうだった。 「僕のご褒美……喜んでもらえてますか?」 「ああ、もちろん。毎日でもして欲しいくらいだ」 「……っっ」 毎日……。 それなら、お仕置きがなくても会いに来られる。 「ぼーっとしてるね、疲れた?もういいよ。ありがとう」 「まだ……まだできます」 「無理しなくていいから」 優しく言われ、膝の上に抱き上げられると、鼻奥がツンとした。 ちゃんと気持ちよくできてたら、白いのが出るはずなんだ。 それが出るまで頑張りたかったし、僕のとどう違うのかを見たかった。 「泣いてる?嫌だった?」 「違う……僕、まだできるもん」 ぎゅっと首にしがみつくと、笑われてしまった。 「負けず嫌いだな。じゃあ、また今度ね」 「やだ。また今度もするけど、今日ももっとする」 「いや、今日は頑張ってくれたから、お返しにご褒美をあげる」 ご褒美のお返しのご褒美! なんだかとっても素敵だ。

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