7 / 10
第7話
バタンとドアの音がして、ソニーが戻ってきた。
そして、顔を拭くよう僕に濡れタオルを手渡してくれる。
「もしかして、これまでもずっと気づいてなかったのかい?」
「え……?」
呆れたようにソニーが肩をすくめた。
「僕の部屋は屋敷の出っ張った部分で、ここの斜め前だ。窓際でニールが恥ずかしい事をした時は、いつも見えていたよ。それに僕はさっき合図をもらったから来たんだ。本当に気づいてなかったの?」
バートさまとソニーが小さく笑って顔を見合わせた。
「まあ、どうでもいいや。ニール、まずしゃぶって抜いてくれるかな?その方がいいんだよね、バート」
「いきなり入れると、すぐに中でイってしまう可能性もある。それはちょっと面倒だからね」
「え……?え……?」
オットマンに座って拭いたばかりの顔に、グッとソニーのおチンチンが押し付けられた。
僕はそれを反射的に口に入れてしまった。
「ためらいなく自分から咥えるんだ。すごいね」
カーッと顔が熱くなった。
吐き出してやろうかと思ったけど、
「いい子だニール、さっきやった事を思い出してしっかりしゃぶるんだ」
バートさまにそう言われると、僕は一口に納めても余裕のあるソニーのおチンチンをチュッパチュッパと吸いしゃぶってしまう。
ソニーのおチンチンは僕より少し大きいかもしれない。
しかもすぐに固くなって……。
びゅっっ!
口の中にしょっぱい味が広がった。
「はぁっ……はぁっっっっ……!すごい。想像してたよりずっと気持ちいいや」
ふふん。どんなもんだい。
バートさまに頭をなでられ、ソニーに褒められて誇らしく思えてきてしまった。
けど、でも……。
「何で僕がソニーのおチンチンなんかしゃぶらないといけないんだ!」
ソニーの事は好きだけど、おチンチンをしゃぶりたいってほどじゃない。
バートさまが僕の頬をなでた。
「ニール、今日は君が頑張ってくれたから特別なご褒美をあげたけど、次もし今日より上手に出来なかったら同じご褒美はあげられない」
「え?」
ならどうすればいいんだろうと考えていたら、ソニーに腰と足を掴んで引き寄せられ、僕はオットマンに仰向けにひっくり返ってしまった。
「だから僕が練習台になってあげるよ」
すぐさままだ固いおチンチンをチュプンと挿入 れられる。
「すごい!お尻の穴にこんなに簡単に入るんだね!」
「なっ!」
ソニーにとんでもなく恥ずかしいことを言われてしまった。
「僕が使った後だから、ソニーのものくらい簡単だよ」
バートさまにそう言われてしまうと、どう返事をすれば良いのかわからなくなる。
「本当に?じゃあ、女の子みたいに丁寧にしなくていいよね?」
「ぁぐっ!?ぁっぁあっっぁ……ぁぁああ!」
ソニーが僕の足を大きく開いて、無茶苦茶に腰をぶつけてきた。
バートさまよりずっと小さいけど、反動をつけてガツガツぶつけられると再奥にまで届く。
「やだ!痛い!痛いよソニー!」
「ええ?バートのは大丈夫だっただろ?」
「ぁあっ……くっ……バートさまはこんなひどい事はしていない!」
「ソニー、ニールは初めてなんだよ。ニール、ソニーに『優しくして』ってお願いしなさい」
グポッグポッと奥を突かれる苦しさから逃れたくて、僕はバートさまに言われるまま、ソニーに懇願した。
「ソニー、お願いだから!っっくっ……もっと優しくしてっ」
「しょうがないなぁ。じゃあ優しくしてあげるよ」
ガンガン振っていた腰を、ゆっくりねちっこく動かし始める。
「ぁ……ふぁ……」
すぐにジュワンと快感が広がった。
けど、僕。……ソニーにされるのは嫌だったのに、自分から優しくしてってお願いしてしまった。
それにバートさまに、いい子だねって頭をなでられると『こんな事嫌だ!』って言えない。
「ニールのお尻、ギュッギュってなるね」
うるさい。それがなんだって言うんだ。
そう思ったけど。
「ああ、ニールの身体は、これからどんどん良くなりそうだね」
バートさまにこんな風に言われたら、嬉しくって仕方がないんだ。
ロード中
ロード中
ともだちにシェアしよう!