10 / 14

第10話

-夏祭り当日。 俺は美咲の計画通りに “恭平ごめん! 体調崩したから夏祭り行けそうにない… 絢香ちゃんと楽しんでこいよ!” と恭平にメッセージを送った。 すぐに恭平から “大丈夫なのか? 様子見に行くから待っとけ” とメッセージが入り 慌てて俺はベッドに潜りこんだ。 すぐに部屋のドアが開き 「千夏?具合悪いのか?」 と恭平が入ってきた。 俺は精一杯体調悪そうにして 「恭平まじでごめんな… 俺も夏祭り行きたかったんだけど ちょっと無理っぽいんだわ…」 と言った。 「そうか… じゃあ俺も夏祭り行くのやめ… 「恭平は夏祭り言ってきていいから!」 恭平は優しいから夏祭りに行くのを やめようとしているのがわかって 俺は無理矢理恭平を部屋から追い出し 「恭平はちゃんと夏祭りに行って 俺に夏祭りの話してくんないと 嫌いになるからな!」 と言うと 「わかったよ…」 と渋々家を出て行った。 外で絢香ちゃんと恭平の話し声がした。 あと3歩歩けば玄関の外。 だけど俺はその3歩を諦めた。 そして、俺は後悔する。

ともだちにシェアしよう!