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1-となりのノンケ(?)開発/元ボディビルダーAV男優総攻め
「流 さん、はいりまーす!」
ああ、来ましたねぇ、AV業界期待の遅咲きホープ、流サマサマが。
あーあ、今日で処女喪失かぁ。
まー、昨日バイブで馴らしはしましたけどね。
俺、AV男優やってます、春歌 ←芸名、です。
今まで一般向け作品に出ていましたけど、ギャラに目が眩んで、ゲイ・ホモ向け作品に出演することにしました。
ゲイ作品でトップクラスの売り上げを誇るAVメーカ「スプラッシュ」の人気シリーズ「となりのノンケ開発」は、まぁ、その名の通りノーマルっぽい一般人(実際は金でホイホイ釣り上げたヤリチンですよ)をヤッちゃいます、という内容で。
スペシャル企画として今回は業界人の俺がお呼ばれしたわけで。
顔ふつー、体ふつー、そんな平々凡々な容姿が却って女子の皆さんに好評で、どうしてだか「イケメンAV男優」でネットまとめに取り上げられたり、いやはや、平凡な姿に生んでくれてありがとうですね、お母さん、ついでに素を提供してくれたクソオヤジ。
そして、今日のお相手、やってきました、ガチムチイケメン黒マッチョの流サマ。
「今日、よろしくお願いしますね!」
うっわ……チンコでかそう。
ていうか、でかいんだよね、ちゃんとリサーチしましたよ、ちなみにモザイク突き破りそうでしたよ。
ていうかバスローブ似合い過ぎ、天職ですね、この人。
「こちらこそよろしくお願いします」
俺が椅子から立ち上がって礼をしたら。
「やですよ! 春歌サンの方がこの世界では先輩なんですから!」
「とんでもないです」
「二十九歳でしたっけ? 僕ぁ今年で四十なんですけどね! あはははは!」
流サマの無意味な笑い声を聞きながら、俺は、どこか遠くで「きれてるきれてる!」というボディビルダーのかけ声なる幻聴を聞くのでした……。
「うわ、すご、いですね……吸引力……」
前半、ゴーグルマンに扮した流サマに前戯を致される俺。
撮影許可をとったラブホの一室、シンプルなベッド上。
肌蹴たバスローブ姿の俺。
黒いTシャツに黒ジーンズの流サマ。
Tシャツ、筋肉ではち切れそうなんですけど。
ジーンズ、腿筋でパーンってなりそうなんですけど。
てかほんとう、バキューム感、はんぱないです。
女優さんと違って力、強いし、でかい手でシコられると、ちょっと痛い。
はぁ、早く帰りたいな。
亀頭を猛烈にしゃぶられながらチンポ全体をしごかれる。
頭が激しく上下するようなフェラに切り替えられると、俺、びくびく腰を反らした、演技で。
いつも相手にしてる女優さん、手本にしてます、みんな撮影終了すればケロっとした顔で「お疲れ様でしたー」って帰りますからね。
うん、まぁまぁかな。
でも、やっぱり相手、流サマだし。
ムキムキマッチョなんだもん。
きれてるきれてるだもん。
あんまり直視してたら萎えますよ。
「あー……やばいー……です、きもちいい、かも」
まぁ、ギャラのためにがんばりますけど、一応プロだし……。
「そんなこといって、さっきから冷めてますよね、春歌サン?」
思わずぎくりとしてしまいました。
やばいやばい、カメラの前で素になるなよ、プロのくせに。
「そんなことないですよ……?」
「まぁ、おちんぽは勃起してますけど、どこかツンツンしてると言いますか」
ゴーグル流サマ、俺のちんぽにべろりと舌を這わせ、亀頭をべろんべろん舐めながら、笑う。
「でも、そのツンな感じ、僕、嫌いじゃないですよ」
くそでかいマッチョペニスがローションの助けを借りて俺の処女穴にぬるぬる挿入 ってきた。
バスローブを剥がされて素っ裸にされて、バックで、うわぁ、やっぱバイブとは違いますね、痛い、くそ痛いです、このムキムキ黒ちんぽ。
「ああぁぁ……っ」
ついガチで情けない悲鳴を上げちゃいました。
まぁ、これがウケるんでしょうね、その界隈の皆さんには。
「うーん、いい締めつけですね、春歌サンの尻膣は」
同じく素っ裸のゴーグル流サマ、俺のケツをもみもみ鷲掴みにしながらマッチョペニスをぬこぬこ出し入れしてきた。
「んあ」
……ガチでやばい、です。
……これ、裂けてますよね? 俺の内臓、ちょっと出てません?
「綺麗なアナルちゃんですねぇ」
「あ、う、あ」
「そうそう、その声、そういう声が聞きたかったんですよ、僕」
まだ全部はおさまってないだろうマッチョペニスによる浅ピストン。
絶対、内臓、食み出てるでしょう、これ。
「ひ……っ……く」
うう、きつい、つらい、帰りたい。
実家に帰ってお母さんのカレー食べたい。
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