2 / 2
第2話 学級議長No.1候補
「はーっ…なんで俺らがこんなこと」
「君たち。頼むのもなんなのだが…
「で、この量のバカみたいに多いプリント運び?なにがなんなのだがーだよ」
「しゃーねーだろ~センコーも忙しーんだろ?まぁ俺はー…」
「俺は?…」
「そーちゃんと一緒に居れるだけで幸せ!」
ドキン…ドキン…
「やめろよっ!!そーゆーこと言うの!!」
あっ…
バサバサバサ
「だからそういうこと止めよっていったじゃんか~」
「階段あと一段で転ぶってなんかそーちゃんぽいなー」
「あーあ、ひろわなきゃー」
「私が手伝おうか」
「あっ…有難うございます…」
その人は大人っぽくて髪もサラサラしてた…
「足もけががあるじゃないか…私が保健室に連れていこうか?」
「大丈夫ですよこんなかすり傷」
「待っていろ今保健室から絆創膏を持ってくる」
「有難うございました 何から何まで。」
「いやいいんだ、別に役に立てたなら」
「すいません…お名前は?」
「あーぁ…君と同じクラスの傘立利魔だ。よろしく」
「君は可愛い顔をしているな(ボソッ…
「それではまた」
「あっ…はい」
「あーすまないな、運んでもらって」
「いえいえ」
「それじゃあまた明日」
「失礼しました」
「いつになっても職員室はきんcy…
チュッ…
「…っあ…んっ…ここ学校だよ?!」
「なんか…負けた気がした…」
「なんだよ~負けた気ってぇ~」
「ねえ…」
「なんだよ」
「愛してるって言って…」
「…あーっ、わかったよ」
「愛してる」
ともだちにシェアしよう!