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穏やかな動きなのに、どうしてこんなにも。
激しい快感が襲うのは何故だろう。
「ひゃ、ぁ、ああぁ…んぁ、あぁ…っ!」
止まらない喘ぎ声。
人気が無いけど学校なのに。
でも、先生は。
「可愛い……もっと、声聞かせて?」
褒めてくれる。
キスを落としてくれる。
「も、っと……して…。」
壊れてもいい。
僕は、貴方になら。
壊されたい。
「いいよ…もっと奥、突いてあげるよ。」
ニヤリと笑う雄の怪しい表情。
そんな顔もするんだ、先生って。
ゴリッとした感触。突かれたんだ。
「ああああっ!」
「拓真…奥、気持ちいいか?」
「は、ああ、ん、あ、あぁあっ!」
「はい」って答えたいのに。
先生は動きを止めないから回答不能。
でも先生はわかってくれるかな?
先生が手を離した。
その綺麗な指が僕の腰を掴む。
「拓真のナカで、イっていいか?」
当たり前だ。
僕はなんとか呼吸をしながらコクンと頷いた。
激しく皮膚がぶつかる音。
そこから聞こえるぐちゃぐちゃな音。
先生の熱い呼吸。
「せんせ、も、い…あ、あ、はぁああっ!」
先生の熱を僕は受け入れた。
「拓真……。」
吐き出した先生は倒れこんできた。
まだ結合したまま。
「あー……やばい。俺。」
先生の吐息が耳にかかる。
声も鼓膜を震わせてくる。
「すっげ、幸せかも。」
そして気怠くなった僕の身体をギュッと。
「好きだよ、拓真。」
僕もおぼろげに応える。
「大好きです。」
と。
【end...】
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