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第23話 初めての…
グイッと、おじさんの先端が入口を抉じ開けた。
「んっ…」
異物感に眉間に皺が寄る。
態勢が運悪く、おじさんのモノがゆっくりと僕の中へと侵入を試みる様子が見える。
あんな大きいモノが入るなんて!
ミシッと音が聞こえそうな圧迫感。
「い、痛ッ…ァ」
正直、痛い。
これ以上されたらお尻の穴が裂けてしまう。
「お、じ、さぁ…もぅ無理ィィ…っ」
おじさんに必死に訴えかけるけど、おじさんのモノは一向に止まらない。
「結斗…、大丈夫だからッ…我慢、するんだ!」
おじさんの顔を見ると、少し苦しそうにしていた。
そんな顔もカッコイイなんて卑怯だ。
きっと今の僕は相当情けなくて、不細工な顔をしていると思う。
おじさんの大きなおちんちんは、只でさえ太いのに、カリの部分が張っていて余計に侵入を拒んでいた。
酸素を求めて呼吸を大きく繰り返していると、おじさんの侵入が止まる。
ドクンドクン
僕の中にある、逞しいおちんちんが脈打っているのが分かる。
おじさんは、動かないで居てくれた。
その事に安堵の溜め息をついたのと同時だった。
じゅぶっ、ずぶぶぶぶぶぶっ!
「あぁーっ…ッ…!!」
おじさんの大きく硬いおちんちんが、無理矢理、僕のお尻の穴の奥へと侵入を果たしたのだ。
痛い、痛い、痛いよ。おじさん…!
僕はポロポロと涙を溢した。
この変な痛みに耐えられるはずもない。
だって、ここはそんな事をする場所じゃないんだ。
「くっ、さすがに処女は…狭い…っ」
おじさんが息を乱しながら呟く。
僕は女の子じゃないよっ。
「ううっ、ふうぅ~。うっ、うえっ」
あまりの痛さと、おちんちんを入れられたショックから僕が泣き始めると、おじさんが頬を撫でてきた。
やめて、おじさん…!
今は声も出ない僕は、目で訴えてみる。
胸やおちんちんを舐められたりして気持ちよくなってしまった僕は、何処かで受け入れかけていた。
だけど冷静に考えると、おじさんとしたら駄目な行為なんだ。
「結斗、気持ち良いよ!お前の中が俺のちんぽを愛撫してくれてる…!」
おじさんは、興奮しきった声を上げながら、僕の顔を獰猛な獣の様子で見下ろしてくる。
「動くよ、結斗」
駄目だよ、おじさん!
だって、おじさんと僕は恋人でも夫婦でもないんだから!
そんな僕の思いは届かず、おじさんは男らしく力強い腰でグイグイと前後に激しく動かし始めた。
じゅぽっじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽっ、じゅぬじゅぬじゅぬにちゅにちゅ、にゅぷにゅぽにゅぷにゅぷ
ベッドも悲鳴をあげる。
ギシギシギシギシギシギシ…
「結斗ッ…結斗ッ…!」
ばしゅばしゅばちゅ、にゅぷにゅぽにゅぷにゅぷ、じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ!
「あっあっあっあっ、んっ、ハァッ…」
チュッぢゅぷぢゅぢゅぅぅぅーッ
「いっ、あぁっ、んふぅっ」
胸の尖りも痛いほどで、それにむしゃぶり付きながら、おじさんは激しく腰をピストンしてくる。
もう僕の頭は混乱の極みで、揺さぶられ続けていた。
お尻の穴の感覚など無い。
勝手に開けた口から意味の無い声が出るだけだ。
それでも乳首を口に含まれると、快感を思い出すのか、気持ち良くなってきてしまう。
「あんっあんぁ、あぅっ」
ぢゅぷぢゅぢゅぅぅぅちゅぱちゅぱちゅぱ
乳首も激しく舐め回される。
すると、おじさんは急に僕のおちんちんを掌に収めて上下に扱き始めた。
にゅこにゅこにゅこにゅこ、ぐちゅぐちゅぐちゅ
「あん、あん、あん、あぁん、あんっ」
乳首と弱いおちんちんをされては、経験の足りない僕には我慢なんて出来なくて。
「結斗、気持ちいいかッ!?」
おじさんの声に僕は無意識にコクコクと頷いていた。
イく…!
僕がイきそうになって、腹筋に力が入ると同時に中のおじさんのモノを締め付ける。
すると、おじさんは酷い事に僕のおちんちんの根元を締め付けた。
これだと射精出来ない。
苦しい。
おじさんは、おちんちんをググンッと再び大きくさせた。
まさかの事に驚く。
それはもっと深く押し入って来た。
「や、うぅん…あああぁぁんっ!」
僕は信じられない程の気持ちよさに、顎を仰け反らせ、胸を突きだし、声を上げた。
気持ち良いよ~っ!!
今まで感じたことのない得体の知れない快感に、僕は口から壊れたように声を上げ続けた。
「あっあっあっ、あっあっあっ、アッ…」
パンパンパンパンパン!
「フンッ、フンッ、ハアッハアッハアッ」
おじさんの興奮し乱れた息づかいも聞こえる。
抱えられた足も腰も痛さを感じることなく、お尻の奥の一点を突き上げられる快感に飲み込まれていた。
ソコがいい、ソコが良いよ~っ!
揺さぶられるままの僕。
締め付けられたおちんちんは既に限界だ。
「結斗、イクよ!ハアッハアッハアッ」
パンパンパンパンパンパンパンパンパン
「ハアッハアッ、あんっあんっあんっ」
応えるかのように、僕も声を上げ続けた。
「結斗ッ…結斗、中出しするからねッ…!?」
ズパンズパンズパンッ!パァンパァンパァンパァン!
おじさんの腰の速さが増してくる。
僕のおちんちんも再び扱き上げられる。
おちんちんも玉もピクピクし始める。
尿道を駆け上がる感覚。
「あっあっあっ、あんっあんっあんっ、や、やんっ、イっちゃう、もうダメェ~っ!イクぅぅぅ~ッ…!」
僕は全身を仰け反らせてピクピクと痙攣させながら、尿道から精液を迸らせた。
びゅるるるるーっ
「結斗ッ…!!!」
ズコズコズコズコ、バチュバチュバチュ、パンパンパンパン…バツンッ!
「結斗、結斗…!お前のナカに、俺の…っ!!」
おじさんのおちんちんが最後の力を振り絞るかのように、僕のお尻へと容赦なく叩きつけられた。
「あうっ…!」
「ッ…!」
喉から声が漏れた。
反対に、おじさんは息を詰め快楽で身をよじり無意識に逃げよとする僕を許さず、上から押さえつけたままジッとしている。
おじさんのおちんちんが大きく中でビックンビックンッと跳ねた。
どぴゅっ、どぴゅっ、びゅるっ、びゅるるるるるるーっ!
跳ねながら熱く大量の精液を僕のお尻へと注ぎ込んできた。
その間もドックンドックン跳ねている。
おじさんの射精は長かった。
少しすると、全体に行き渡るように、おじさんはグイグイとおちんちんを動かしてくる。
敏感になっている僕は、動かされて快楽で死にそうだ。
熱い大量の精液をお尻へと注ぎ込み染み渡らせ終わったおじさんが、僕の上へと倒れ込んできた。
「ふうぅっっ」
おじさんが満足そうに息を吐いた。
僕、おじさんとセックスしたんだ。
女の子みたいに、お尻の中に沢山精液を出されたんだ。
それからおじさんは、呆然としている僕へ唇を絡めてくる。
ちゅぱっ、クチュ…
ハァ…
おじさんは、漸く僕の中へ入り浸っていたおちんちんを引き抜いた。
ジュプン…ッ
「あ…ッ」
「色っぽいね、結斗」
思わず声の出た僕に、おじさんがうっとり囁く。
力尽きた僕は天井を見ているしかない。
気だるい体の僕を無視して、おじさんは両足をもう一度持ち上げる。
それを左右に開いた。
ドプッ…トロ、ドロリ…
僕のお尻からは、おじさんの放った大量の精液が垂れ流れていた。
おじさんは、その様子をジッと監察している。
僕は疲れきっていたから目を閉じた。
暫くしてから足を解放される。
「結斗…本当に気持ち良かったよ。またしような?」
優しく甘い誘いの声。
それから再び抱き締められキスを施される。
「愛してるよ、結斗」
キス、気持ち良いなぁ…。
初めての行為。
疲れきっていた僕は、甘いキスに宥められながら深く眠りの世界へと旅だった。
幸せな夢を見たと思う。
隣には、勿論…。
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