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第70話

例えば、着替える時… 本人さえ気づかない場所… シャツを脱ぐ時に見えたり… フェチなのかと思うくらい、凄く好き… 「稑くん…動いてい?…」 「…ッ…ん、…こーじ、キス…」 「うん…」 キスをすると稑くんが積極的に舌を絡ませて吸い上げる… カプッと唇を覆われて、まるで食べられてるみたいだ。 深い場所でゆっくり奥を突くと稑くんから鼻にかかったようなくぐもった声が漏れた。 「ふ…んン…ッ…」 稑くんの肌が熱い… その体温は、まるで赤ちゃんみたいだ。 稑くんの全身から発せられる香りは甘くて甘くて… 僕の好きな… ドルチェの香り… 唇を離すと糸を引いて、ポタッとカーペットを濡らした。 「ッ…は、ぁ…稑くんのナカ、熱くて気持ちッ…凄く締め付けて、食べられてるみたい…」 「んっ、は、ぁ…じゃ、…紘二のッ…全部…ぁ、食べさせて…」 「ッ…あんまり可愛い事、…言わないで…余裕、なくなっちゃう…は…ぁ…」 稑くんの腰を掴んでギリギリまで引き抜いて一気に奥を突く。 「ひっ…ぐッ!」 瞬間的に稑くんの息が止まって海老ぞりになった。 苦しそうな稑くんの声も何度か繰り返すと甘く変わった。 奥に奥に… 誘うように稑くんの腰が揺れだした。 「稑くん…腰、揺れてる…気持ちいい?」 「ンぅ…あ、あ…気持ちッ…」 「ここ?…」 「ふ…ぁ…あ、そこ…ッ…いぃ…」 「うん…いっぱい、気持ちよくなろうね…」 稑くんのいい場所を何度も突くとガクガク身体が震えだした。 「あ、あ、あ…ッ…紘二ぃ…前、前もッ…ん、あぁ…」 稑くんのモノも軽く握って扱きながら激しく揺する。 粘着質な音とパンパン肌がぶつかり合う音が部屋に響いた。 深い場所を小刻みに何度も… たまにギリギリまで引き抜いて激しく… ドロドロに溶け合って、まるで一つになったみたいな錯覚をおこす。 「は、ぁ…稑、くんッ…怖く…ない?…」 「ああぁ…ッ…分か…ない…き、気持ちッ…ンあぁ…」 「ッ…ごめ…僕、もう…」 「俺もッ…ぁ、あ…」 「ナカ、いい?…」 「いい、いいからぁ…もッ…イきた…ふ…ぁ…あっあっあっ、イッ…あぁぁ!」 扱きながら先端を刺激すると稑くんがそり返って激しい震えた。 その瞬間、ギリギリと締め付けられて、頭が真っ白になった後、ジワジワと稑くんのナカが温かくなるのを感じた。

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