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手にしたバイブをアナルへとあてがって 胸で体重を支えたまま四つん這いの体制になる 何度も絶頂を迎えたせいなのか媚薬のせいなのか 頭がグラグラして息も絶え絶えだ お尻だけをあげるのでもう限界で それさえもままならないからユラユラと自ら腰を揺らしているようで羞恥に耐えきれない 今すぐに終わりにしたくて決心して ぐっと力をいれると久しぶりのアナルは窮屈にバイブを飲み込んでいく ミチミチと無理矢理に少しずつ押し進める度に体が跳ね上がるほど快楽が襲ってきて気がおかしくなりそうだ 「エッロ」 「ンゥ!ああっ…や、んぁ!」 「祥ちゃんきもちー?」 「…っ…ふ…ぅう…ん…ぁあ」 「答えろ」 「はぁっ…っん…きもちぃ…れす…っ」 「どこが気持ちいいのかお兄さん達に教えてよ祥くん」 「ギャハハっそれどこのAVだよ」 「いいじゃん俺こういうの好きなんだよやらせろよ」 「何でもいいぜ、小日向はこれから俺達のペットなんだしな」 「て事で祥くん、どこがどんなふうになって気持ちいいのか教えてくれるよね?」 「…っ…ん…はっ…ぁ……」 「小日向、……写真」 「やっ!言うっから……」 「ほら早く」 「おくっ………奥がぐちゃぐちゃにされて…ンゥッ…きもちぃ…れす…っ…ぁっん…」 「そっかーじゃあ、そんなノロマな動きじゃ足りねえだろ?」 「………っ」 「ほら早くやれよ」 「………」 3人の顔を見て心臓の奥みたいな何だか言い表せられないところが冷えていく どうしてこんな状況をあんな笑顔で楽しめるんだろ 本当に俺は今、 あいつらにとってただの生きてる性玩具となんら変わりないんだ ぐっと奥歯を噛み締めてバイブをゆっくりと握りなおす 奥まで十分に届くこの玩具でグチャグチャに掻き回したら多分今度こそトびそうで怖いんだ もう本当に身体は限界が近づいてきて 自分でまともな判断さえも出来なくなる でもここであいつらの前でトブわけにはいかない 絶対に屈服なんてしたくないから 「…っ」 ひと呼吸置くとギリギリ迄抜いたものを一気に埋め込む 途端に頭に突き抜けるような刺激が駆け抜けて今迄で一番長く絶頂が続く 口が開いたまま舌がだらしなく見えてビクンビクンと何度も身体が跳ね上がった 「――っ…!……っ…あ…っ」 「おいへばってんなよ」 「仕方ないから俺が手伝ってあげる!」 「や……ま…っ……ッ!!!」 「あははっ気持ちい?どう?」 「いやぁっ!ああっんぁー!」 「祥ちゃんの体ずっとビクビクしてる…本当可愛い…ねえ挿入れたいんだけどダメ?」 「やらぁっ!いやっ…!ああぅ!ンーーーッ!」 だらしなく口からよだれと喘ぎ声だけが漏れる 反抗する力もなくてされるがままだった俺の中から急にバイブが抜かれた 「もういいだろ、挿入れるわ」 「へっ?!」 「えー!タカちゃんずるい!俺が手伝ったのに〜」 「お前は後な」 「や…っ…約束……っ…やらぁ!」 「オナニー出来なかった小日向の負け」 「離してっ…やらぁ!頑張るか…ら…っいれちゃいや…ぁ!」 高田がさっき履き直していたズボンと下着を腰まで脱ぎ出す ビンビンに勃ちあがったペニスがあらわれて反抗する俺を二人に抑えつけさせると膝頭を掴まれ広げられた 「挿入れるぞ」 「おねがっ…!それだけは、絶対いや…っ」 「恨むなら自分を恨めよ小日向、誘うお前が悪いんだぜ?」 「――っ」 ぬるぬるとした熱いものがアナルへと触れる 何かに縛りつけられたみたいに恐怖で体がこわばって喉の奥から声にならない叫び声が漏れた 嫌だ嫌だ絶対に嫌だ 直輝じゃなきゃ嫌なんだ 直輝だから抱かれても構わないって思ったんだ なのにそれを崩されたら 俺の中で何かがおかしくなる気がして恐くて堪らない 来ないことなんてわかってるのに 直輝に助けを求めるなんて迷惑にしかならないのに それでも頭の中では いつもの優しい笑顔とびっくりするくらい穏やかな声で俺を呼んでこっちを見ている直輝が脳裏に浮かんでいた 直輝っ…会いたい、助けて…… 直輝……、大好きだ 「挿入れるとこちゃんと撮っとけよー」 「あーあー祥くん顔が青ざめてるよ」 「や……っ…お願い…らから…やめれっ」 いやいやと懇願しても止まることなく段々とからだの中に高田のチンコが入ってくる 床に貼り付けるように押さえ付けられた腕はびくともしない 身体中が見えないロープに締め付けられたみたいに喉に何か詰まったみたいに声が出ない それでも何度も何度も直輝の名前をさけび続ける事がいま唯一の俺にとっての救いだった 「や…っ!」 「小日向気持ちよくしてやるよ」 「――っ!いやぁーーーっ!!直輝っ…直輝ッ!!」 バタバタと足を動かしても高田は馬鹿にするように見下ろすだけでぐっと腰を押し進めてくる バイブで慣らされたアナルはいやでも疼きを満たす為にどんどんペニスを咥え混んでいき 青ざめて体の力がふっと抜けた時誰かが俺の名前を何度も呼ぶ声が聞こえた 「祥ーーーッ!!!!」 「?!」 「――ッ!っなお…ッグス……直輝!直輝っ!!」 直輝だ…… この声を間違える訳が無い 大好きで聞くだけで安心するこの声は間違いなく直輝のものだ 「祥ー!何処にいる!祥ーーッ!!!」 「直輝…っ!直っ!ンンッ」 「しー、小日向…少し静かにしような?」 「ンッ…!ンーー!」 自分でも驚くほど大きな声で直輝の名前を呼んだ時それに応えるかのように遠くから俺の名前を呼ぶ声が再び聞こえる 絶対に居る筈ないのに こんなの都合良すぎるし嘘のようで 俺の幻聴なんじゃないかって それでも何度も何度も扉の向こう側から 直輝の声で俺を名前を呼ぶのが聞こえてくるから 泣き出しそうになりながら必死に俺も掠れた声で直輝の名前を呼び続けた 「祥どこたよ!…チッ、開かねえ」 「ンンッ!んぅっ!ンーーー」 「祥…?そこにいるのか?!」 ジタバタと暴れだした俺をめんどくさそうに高田が抑えつけて口を手のひらで覆い隠された 持てる力全てで抗っても退かせることができなくて蚊の鳴くような声と赤子の様な力じゃ高田の下から抜け出せない このままじゃ直輝が何処かに行っちゃう…! そう思った時けたたましい音が教室の中に響きわたった その音に驚きドアへとそこに居たすべての視線が集まる 目の前に広がった光景は蹴破られた教室の扉と 俺でさえ見たことないほどに冷たい顔をしてこっちを見ている直輝の姿だった 「んん…っんぅ!」 「祥…」 直輝と目が合って直ぐに身体が凍りつくかのように冷えていく そうだ……、俺今…こんな姿なのに… 直輝がいる事が嬉しいのか分からない その姿が見れて嬉しい筈なのに それよりも恐怖心がせり上がってくる こんな姿見せたくなかったのに 他のやつに今まさにヤラれる姿なんて見られたくなかった 直輝にこんな浅ましい姿見られて嫌われたらと思うと怖くて涙が止まらなかった 「祥…!」 「ンンッ」 「……………お前ら…殺す」 「――っ?!」 ぼーと立っていただけの直輝が低く呟き怒りを表情に表した途端高田に掴みかかって思い切り殴りとばす 勢いよく吹き飛ばされていく高田と どんなに怒っても表に出したことのない直輝が震えるほどに怒りを露にしている姿は 俺でさえ動きが止まるほどに恐ろしいくらい怖かった

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