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目隠し1

  「なっ……!?」 内腿をするりと撫でられ、びくっと体が跳ねる。 「彰広!?」 相手は声を出さずに、羽毛のようなタッチで透の体に触れてくる。 「彰広だろ!? ふざけるなよ……んぅ!」 ふいに口づけられ、舌を吸い上げられる。ひとしきり舐めあい、唇をほどく。 「……悪ふざけするなよ、彰広。 もう、ほどけよ」 「先に寝た罰だ」 彰広は低く笑いながら、唇を頬に滑らせ、耳を舐めた。 「……ッ!」 耳朶を甘噛みし、舌を差し入れ、愛撫を続ける。 「あ……はぁ、や……」 透はネクタイで目隠しをされ、股を開いた状態で、左右の手首と足首を一括りにタオルで縛られていた。 自然と脚がM字に開き、全てを彰広にさらしていた。 「彰広! ふざけるなよ! はずせっ」 彰広の舌と指先が透の裸の肌を撫ぜる。 ビクリと透は体を震わせる。見えないことで感度が高まり、些細な愛撫でも大げさに体が反応してしまう。 彰広の唇は乳首には触れずに、脇腹や臍を舌でたどり、指先は内腿やキワをかすかになぞった。 「やっ、あ……!」 肝心な部分をわざと外した愛撫がもどかしく、透は不自由な体をくねらせる。 「どうした? 透」 彰広が楽しげな声で聞く。 ───こいつ! 透は悔しげに唇を噛みしめ、それを彰広は面白そうに見つめる。 「あ!!」 彰広は透の体を伏せにひっくり返した。 彰広に向かって、尻を突き出す形になる。 「……っ!! やめっ!」 羞恥に肌を染めて、抵抗したいが碌に動けない。 彰広の指先が、そっと透の首から背骨をたどる。 触れるか触れないかのタッチで、彰広の爪先が透のアナルを掠めた。 「ヒッ! あぁッ!!」 透の体が大きく揺れた。 「……随分、感度が良いな。透」 透は恥ずかしげに顔を枕に埋めて耐える。 「ぁあ! いやっ……やだっ! いっ……あぁ! はっ……ああ……」 彰広は透の尻の肉に噛みつき、舐め、骨張った大きな手で揉みしだく。相変わらずアナルには触れずに尻を舐めまわし、じゅっとキツく吸い付いた。透の尻肉に赤い跡を残す。

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