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目隠し3

  ぐちゅり……と、粘着質な音をたてて指が抜けていく。 「……はっ、あ……あぁ」 透の後孔に彰広の熱い高まりが触れた。 「……!!……あ、待って! 彰広!! いやだっ……このままは嫌だ! も、解いてぇ」 「……透」 「嫌、いやだっ!……いやぁ! お願っ……あ! あぁああッッ!!」 ゆっくりと彰広の雄が挿ってくる。その熱さに透の唇が戦慄く。 ───あぁ……熱い……っ!! 手足を縛られ、目隠しをされたまま、尻を奪われた。 「あ、あ、あ!……やっ、はぁあ……」 彰広の両手が透の細い腰を掴み、大きく突き上げた。 「ああああっ!!」 透は身動きできないまま、彰広のいいように揺さぶられる。 でも、それがたまらない。透の体は後ろを突かれるたび、燃えるように熱くなった。 「あぁあ!……あ、きひろ……ッッ!!」 「……はっ……透」 あまりにも感じすぎて、我を忘れそうになり、透はシーツを噛みしめて耐える。 「……んんぅ!!」 彰広は透に覆いかぶさるようにして、腰を使い責めながら透の髪を掴み、ぐいと引き仰け反らせた。 「ぅあ、ぁああっ!」 「もっと鳴けよ……透」 彰広の雄が透の感じるポイントを抉るように突く。たまらず、透は悲鳴のような喘ぎ声を上げたけど 「───ひぃ、あぁああッッ!!」 そこだけを嬲るように責め立てられる。 「ぅあ、あ、あ、あ!……ぃや……やめっ!……は、あぁあ! そこばかり……いやぁ……あ!」 「はぁッ……透、後ろだけでイってみせろ」 「あ、あ、あ、やぁ……むり……ゆ…して……あぁっ!」 ハッハッと、部屋中に荒い呼吸が響く。 彰広は透の腰に片手だけを軽く添えて、腰を使う。 透と彰広の接点はほぼ一か所のみになる。 透の後孔を激しく出入りする彰広の逞しい男根、この一点のみで二人は繋がっている。 「ぅあ! あ! ああ───ッッ!!」 縛られて動けない体で、透の全神経は自分を貫く彰広の逞しい男根のみに集中していった。 「もっ……あ! やぁ、あ! あっあ!……熱い……もぅ、もお…い、きそ……!!」 「はッ……! イケよ……透っ……!」 より一層、激しく後孔を犯される。 ベッドが軋み、全身を大きく揺さぶられる。 限界まで責められて、透の体が大きく痙攣した。後孔で彰広のペニスをぎゅうと締め付けた。 「───ぁああああッッ!!」 一度も前を触れられることなく、後ろだけの快楽で透は絶頂に達してしまう。 「透ッ!!」 ほぼ同時に彰広も透の中へ熱を吐き出した。覆いかぶさるようにして、透を強く抱きしめる。 二人は繋がったまま、荒い呼吸だけを繰り返した。 「はぁ……も、これ。解いて」 ゆっくりも彰広の雄が透の中から出ていく。その喪失感に透は震えた。 いつも彰広が透の中から出てゆくとき、わずかばかりの寂しさを感じていた。 あんなにも深く、激しく繋がっていたのに、離れてしまうのが切なくて。 「彰広、もう目隠し取れって」 彰広の顔が見たいのに。 「んぅ……」 透は縛られたまま仰向けにされ、そのまま口づけられた。キスはどんどん深くなる。 透の後ろに、硬さを保ったままの彰広の雄が触れた。 「ん……ッ!?」 またズブズブと透のアナルに男根が埋まっていく。 「んっ! むぅ、あ!……待って、やめっ!!……んんッッ!!」 がっちりと奥まで嵌められた。 「ひっ……あ! い、やぁ……あぁあ」 「透……もっと感じて、もっと鳴けよ……」 また快楽のポイントを突かれる。 「ひぃ、あ! やっ……無理、も、むりぃ…彰広…ゆるしてぇ……!!」 ガクガクと体を震わせ、頭を反らせて哀願の声を上げる。日に焼けた健康的な肌が淫らにのたうつ。そのアンバランスさに彰広は息を荒くして、仰け反った透の喉に甘く噛みついた。 「あ! あ! あ!……ゆ、して……許して……あぁ」 「……透、まだだ」 彰広の腰が蠢き、透を快楽で責め苛む。 透は彰広の雄の熱に酔ったように、何も考えられなくなっていった。

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