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第4話
あの夜から泰里は俺に身体を弄ばれ続けている。ほとんど毎日。
今は俺のベッドの上で両手と両足に拘束具を付けられ、バイブを尻に突っ込まれている。
「っ、あ、ああ……は、も、ダメ──遼」
「そんな声出したら兄貴に聞こえるよ」
「んっ、いい。関係ないって、何回言ったら分かんだよ。っは、あ。それより、もうイク」
いやらしい泰里。俺の想像を遥かに超えて順応した。俺のどんな欲望もこいつはその上を行く貪欲さで飲み込んでしまう。
俺は尻から突き出ているバイブを握って出し入れする。
「うぅ……っ、あ、あ、や。やだ。イクなら遼のが、いいっ」
「かわいい──泰里。今すぐ一杯にしてあげる」
両方の乳首を抓り上げながらゆっくりと腰を沈めていく。こうすると泰里は啜り泣きながらすぐにイク。その後も構わずに俺は泰里の中を犯し続ける。
「やぁ、遼、もう無理っ……壊れる──」
「じゃあ一緒に壊れよう」
疲れて眠った泰里の額に貼り付いた髪をかき分ける。
可愛くて馬鹿な泰里。もう一生俺から逃げられないんだよ。
空気を入れ替えるため窓を開ける。
夜の闇と、重たくじっとりとした風が部屋の中にしのびこんで来た。
END
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