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第1話

春から高校生。 両親も兄弟も仕事で皆海外にいる。 マンションで独り暮らし こんな生活を始めたのは五年前まだ10歳だった。 勿論両親は俺を連れていきたがったが俺はそれを拒否した。 溺愛され過ぎて鬱陶しくてそれにも関わらず出来のいい兄と比較される。 出来て当たり前。出来ないわけがない。そのプレッシャーは幼かった僕を追い詰めた だから初めてわがままを言いこっちに残してもらった 寂しいなんて思ったことはなかった。 身の回りの世話をしてくれる執事もいたし人付き合いが好きではない僕にでも長く付き合ってくれる人もいる。 きっと僕は死ぬまで愛しい人になんて出会わないだろう。 人を思う気持ちが僕にはわからないのだから。

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