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第6話

毎日河原へ向かう僕を見送る近藤。 学校が始まるのと同時に向こうへ発つことになっていた 「ことりさま本当に大丈夫ですか?」 「僕を誰だと思っているの?僕は大丈夫だよ。心配してくれてありがとう。 ねぇ。近藤。今までありがとう。ずっと側にいてくれて僕は幸せだったよ。家族と過ごすより近藤と過ごす方が僕は素でいられたよ。色んな事教えてくれてありがとう。沢山優しくしてくれてありがとう。沢山叱ってくれてありがとう。近藤のお陰で僕は生きてこられたよ。これからは近藤は自分のために生きて。そしてもっと沢山幸せになってね。約束だよ」 涙ぐむ近藤に笑いかける 「ことりさま。何かあればいつでもご連絡下さいね。」 「うん。ありがとう」 そうして近藤は旅立った 一人の空間。好きな空間だけどほんの少しだけ寂しいな ありがとう。

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