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第7話
「お前ら、何してる」
瑞希さんの怒鳴り声が響いた。
二人とも、慌ててベットから飛び降り、しゅんと肩を項垂れていた。
「先生、何、ぼぉーーと、突っ立ってんの。咲良が好きなんだろ?俺に、咲良を下さい‼って言った昨日の元気は?」
「は、はい」
瑞希さんに腕を掴まれ、引っ張り出され、観念したのか、ちょこんと、僕の隣に腰を下ろした。
「名前は?」
「佐藤・・・佐藤ワタルです・・・」
「年は?」
「24です」
「じゃあ、俺らより、10歳下か。さっきも、説明したが、咲良は、俺たちの可愛い玩具だ。くれるわけにはいかないが、一緒に可愛がるなら、交ぜてやってもいい。弘樹、遼、そう言うことだ。異存はないな?」
絶対王者の瑞希さんに誰も歯向かう事は出来ない。
「今年の4月、新卒で配属されて、咲良と出会って、一目惚れしたんだ。先生、先生って慕ってくれるのが嬉しくてーーもう、こんなだよ、ーー」
先生の股間は、形がハッキリと分かるくらい隆起していた。
がばっと抱き付かれ、押し倒されると、直ぐに唇を奪われた。
「先生は、今日で終わり。咲良のしもべにでもなんでもなるよ」
「なかなかいい度胸だ」
瑞希さんが、服を脱ぎ始め、弘樹さんたちも服を脱ぎ始めた。
「こんなにも、明るいのにーー四人とも、エッチなんだから・・・」
瑞希さん達の性の虜になっているものだと思っていたら、僕が、お兄様たちをいつの間にか、虜にし、忠実なしのべにしていた。
従属の証しに、足の爪先に、キスをしてくれる四人。
僕は、妖艶な笑みを浮かべ、そんな彼らを見下ろしていた。
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