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第1話 蕩ける甘さ

君の吐息に視線、触れるもの全てが蕩けるような甘美 その甘美に酔わされた私は残念ながら君から離れる事はもう出来そうにない。 同じ男で、決して女のように柔らかくはないが引き締まった筋肉がなんと滑らかなことか。 隣で寝ていた君が起きた。 私に腕を回し、「もっかいしよ?」と囁いて来る。悪戯っぽい微笑みが艶めいてる。 君も私も同じベッドの中、一糸まとわぬ姿だ。 勿論断る理由は無く、言葉の代わりに口付けで答える。 弾力のある唇の感触を楽しみ、お互いにお互いの口内を舌で蹂躙する。粘膜同士の擦れる感触が堪らなく気持ちいい。時折漏れでる声さえ甘い。 君は私の体に上り、下腹辺りに硬さを持つモノを擦り付ける。私のモノも硬さを持ち、君のモノと擦れる度に甘い痺れが腰に走る。 キスに夢中になり、腰を擦り付ける君の姿がどれだけ卑猥なことか。 引き締まった尻を撫で、揉めば君の腰は反りぎゅっと私の頭を抱く。そろりと蜜を垂らすペニスを触れば腰が揺れる。少し乱暴にシゴいてやれば、ううっと鳴く。荒くなる息遣い、きっと限界が近いのだろう。 ほらやっぱり、ガクガクと震えながら白濁を私の腹に吐き出した。達した余韻でぐったりする君の柔らかくなったペニスを再度やわやわと扱くと「いやいや」と君は言うが、喜んでる事は知っている。 君の背に手を回し、アナルに触れればヒクりと疼いていた。 幾度と使ってきたソコは指を押し込めば抵抗はあれども飲み込む。弱い所を狙って攻めれば面白い程に君は鳴く。 私もそろそろ限界に近い。自分のモノを持ち、君のアナルに擦り付ける。入れていた指で入口を広げ、先端を押し付ければ易々と挿入できた。まずは亀頭を入れ、浅い所でゆらゆらと揺らす。慣れてきたところで、ぐぐっと腰を押し付け中に入る。 君は気持ち良すぎて、口からは嬌声と涎がダラダラと流れている。 その涎を舐め取れば、私の舌先は甘さに酔いしれる。 お互いがお互いに絶頂に向かって獣のように貪り合う。 休日はまだ長い。

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