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密着泡泡
僕が周さんに色々してあげようと思ってたのに……一緒にお風呂入ったら、やっぱり周さんのペースになってしまった。二人でバスタブに入りゆっくりと浸かる。でも周さんの手は僕の気持ちがいいところをずっと這い回っていた。
ただでさえ周さんと密着していてドキドキしているのに、周さんは僕が気持ちがいいところを全て知っているかのようにそこばかり弄ってくる。首の後ろや肩、背中まで、周さんに微妙なタッチでキスをされた。
体を洗ってあげようとお風呂から出ても、周さんに促され、されるがまま僕の方が洗われてしまう。周さんは丁寧に泡立てながら僕の体を撫で回すから、どうしたって感じてしまって足がガクガクしてしまった。なんだか気持ちがいいのか擽ったいのか、腰がムズムズとして変な気分。直接触れられていないのに、もう僕は恥ずかしいくらいに勃ってしまっていた。
「あ……周さん。そんな風に……んっ、触らないで……それ……んん……気持ちがいい……から、あん……だめ……んふっ 」
「気持ちよくしてんだもん、どう? 感じる?」
周さんに扱かれて、もう立っているのもままならないくらいに気持ちが良くて震えてしまう。周さんは僕の反応を見て嬉しそう。クチュっといやらしい音がバスルームに響いて余計に恥ずかしさがこみ上げてくる。
これ以上弄られちゃうとイっちゃいそう……
なんとか僕も周さんに体を寄せて、同じように体を弄る。周さんにだってちゃんと気持ちよくなってもらいたいから、僕も遠慮なんかしないで周さんの腰に手を回した。
お互いが泡だらけだから、ふわふわスルスルと気持ちがいい。僕のお腹に周さんの硬くなったものが当たってる。そっと両手で包み込むようにそこに触れると周さんから声が漏れた。
いつも気持ちが良くても声を堪えてるのに、こういう不意に漏れる周さんの気持ち良さそうな声が僕の欲情を掻き立てる。
もっと喘ぐ声が聞きたい……
自分の硬くなったそこを周さんに擦り付けながら、僕のももっと触ってほしくて周さんに強請った。周さんも恥ずかしいのか顔を赤らめ、僕にキスをしてくれる。舌が絡まり卑猥な水音が耳に絡みつく。周さんの熱い滾りを夢中で扱いていると、ビクビクと腰が揺れた。
「周さん……気持ちいい?」
堪らず聞くと、汗ばんだ周さんの顔が僕に近づき耳元で囁く。
「……気持ちいいよ。竜太……もっと弄って…… 」
耳元でそんな風に言うのは反則だ。その吐息で僕は堪らなくなり変な声が漏れてしまう。
「あん、周さん……気持ちいい声もっと聞かせて……くれなきゃ、やだ……」
もっと気持ちよくなって声を聞かせて。周さんのエッチな声、もっと聞きたい……そう思いながら僕は夢中で周さんの体を弄っていた。
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