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洗いっこ

「周さん、僕が体洗います…… 」 そう言って真っ赤な顔をして竜太は俺から退き、バスタブから出る。俺もだけど半分逆上せてるんじゃないかな? 暑くて頭がぼんやりする。 てか、俺が洗ってやりたいんだけど…… 「竜太、ここおいで。俺がやるから……」 竜太には前に手を怪我した時に洗ってもらったことがあるけど、俺が洗ってやったことはなかったから。そう思って俺はボディソープを手に取り、泡立ててから竜太の体を撫でてみた。 首筋、肩、胸…… 気持ちよさそうに目を瞑り、竜太は俯き加減に吐息を漏らす。そして相変わらず俺の首にぶら下がるようにしがみついているのがちょっと可笑しかった。 腰やお尻、お腹や背中も泡立てながら撫でていると、擽ったいのか気持ちがいいのか、もじもじと腰を捩る。 「気持ちいい? 擽ったい?」 「………… 」 返事はないけど小さく息を吐きながら腰を揺らすのを見て感じているのだとわかる。 小さくて締まったお尻。赤ちゃんの肌のように柔らかく手に吸い付いてくる綺麗な肌。触ってるだけでも俺も気持ちがいい。 「あ……周さん。そんな風に……んっ、触らないで……それ……んん……気持ちがいい……から、あん……だめ……んふっ 」 「気持ちよくしてんだもん、どう? 感じる?」 俺は熱く滾った竜太のペニスをそっと掴んで軽く扱く。ビクっと驚いた竜太は小さく呻いて腰を引いた。 「竜太……すげぇ硬くなってる 」 「や……ん、しょうがない……です。気持ち……いい」 そう言って顔を真っ赤にして恥ずかしがる竜太は、同じように俺の体を撫で始めた。ぎこちなく撫でながら距離を縮め、竜太は俺の腰にきゅっと抱きつく。お互い泡まみれの体で抱き合い、竜太は俺の腰を撫でながら上目遣いでニコッと笑った。 ……エロい。 「うぁっ…… 」 油断していたから唐突に竜太に扱かれ変な声が出る。竜太はちょっと嬉しそうに俺を見ると、更に体を寄せてきて「僕のもここ……綺麗にして下さい」と言いながら、竜太自身を俺のに擦り寄せた。 「竜太のエッチ……ヤバい、それ気持ちいい……」 一緒に手を合わせてお互いのを緩々と扱く。気を抜いたらそのままイッてしまいそうだった。何より竜太がエロすぎて、その雰囲気だけで俺はもう堪らなかった。

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